あのキャベツがのってる旨そうなカレーはなんだ?とアニメ界隈で話題になっている”金沢カレー”。
食にたいする興味はどこからくるかわからなくて面白いですね。ちょとでも興味をもったなら是非実際に食べて欲しい、そう思って今回はアニメ「りゅうおうのおしごと」でも話題の”金沢カレー”を紹介します。
目次
金沢カレーの魅力を紹介
アニメでも取り上げられた金沢カレー
アニメでおいしそうなご飯が取り上げられる、いわゆる”飯テロ”。2018年1月から放送されているアニメ、「りゅうおうのおしごと」でたびたび登場する金沢カレーがいま注目されています。
「りゅうおうのおしごと」は将棋を主題としたアニメですが、ヒロインの出身が石川県で家事スキルの高さを表現する要素として、主人公に金沢カレーをふるまうシーンがちょこちょこ描写されます。
その際、サラダではなくカレーに千切りキャベツがそのままのっている様子をみてこのカレーが普通のものではないなと気づく方がちらほら。
マンガや小説のほうではがっつり”金沢カレー”の魅力を紹介していますが(例:”もっていかれる”ほどの味)、アニメでは放送時間の尺てきに難しいのか省かれています。
しかし台詞こそありませんが、千切りキャベツにソースのかかったカツ、と一目見て金沢カレーとわかるようきちんと描写されているので是非確認してみてください。
そのシーンを見て「カレーにキャベツ?」と不思議に思って金沢カレーの存在を知る方がしばしばいたので、ここで”金沢カレー”についてあらためて紹介したいと思います。
マンガ版では主人公が気絶するほどおいしい、と描写されている金沢カレーとはいったいどういうカレーなのかについて詳しく紹介していきます。
金沢カレーとは?
”金沢カレー”の大きな特徴はこちら。
- ルーは黒く濃厚でドロッとしている。
- 付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
- ステンレスの皿に盛られている。
- フォークまたは先割れスプーンで食べる。
- ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。
- ルーを全体にかけて白いライスが見えないように盛り付ける。
多少の違いはあるものの、おおむねこのようなスタイルで提供されるカレーを金沢カレーと呼んでいます。アニメの再現度が高くてびっくりです。
千切りキャベツと黒くドロッとしたルーにカツとビジュアルで他のカレーとの違いがあるのももちろん、その濃厚なルーがなんといっても大きな特徴です。
金沢カレーの歴史
金沢カレーを代表する店の多くは既に30年以上の歴史がありますが、そもそもそのカレーに「金沢カレー」という名称が付されるようになったのはわりと最近です。
どの店も地元金沢での営業が中心で、あえて金沢カレーのような名称は使われていませんでしたが、いま浸透してる、濃厚ルー・千切りキャベツ・ソースをかけたカツ・ステンレスの皿、という金沢カレーの形としては地元では古くから定着していました。
金沢カレーという名前が定着しだしたのはここ10年ほどで、テレビで取り上げられ始めてから各店舗が金沢カレーという看板を使い始めたほどです。金沢に住んでいても金沢カレーという認識ではなく、テレビで聞いて「あ、あれ金沢カレーだったんだ」と認識したヒトも多いです。
”金沢カレー”という名前の歴史は浅いものの、その形は長年愛されてきただけあって地盤はしっかりしているので、いまでは金沢を代表するご当地グルメとしてあげられるほどになりました。
チェーン店として多数展開している店舗も多く、「ゴーゴーカレー」、「カレーのチャンピオン」、「カレーのアルバ」などが有名です。みかけたら是非一度味わってみてください。
ネットで話題の「ゴーゴーカレー」
とある方の発言によりSNS中心に話題になっている”ゴーゴーカレー”。
ゴーゴーカレーの企業としての方針というか研修制度に反発した不買発言なのですが、個人的にも正直?となっていたのですが、案の定逆にゴーゴーカレーの知名度と人気があがったようです笑。
津田さん、ゴーゴーカレーから感謝状もらえるかも。私のフォロワーさんだけでも「早速食べてきた」とか「久しぶりに食べた」とか「レトルトカレー爆買いしてやった」とか反響続々(^_^;)
— 遠子先輩 (@murrhauser) March 5, 2018
ツイッターでも、ゴーゴーカレーの存在を知ってさっそく食べに行ったり、レトルトを購入したりといった動きがあり、amazonのゴーゴーカレーのレトルトの在庫が少なくなるなどの影響がでました。
リンク先のツイートに、今回の一連の騒動がわかりやすく関連ツイートとしてまとめられているので、気になった方は覗いてみてください。
味は確かなので当然といえば当然なのですが、これを機に今度はおいしさでゴーゴーカレー、そして金沢カレーの知名度がもっと上がればいいなと期待しています。
金沢カレーを取り寄せよう
お店の味をご家庭で!
「りゅうおうのおしごと」ではヒロインが自作しているのですが、あの特徴あるルーを市販の固形ルーから再現するのはとても難しいです。そこで便利なのが”レトルトのカレールー”です。
金沢カレーを広げるべく各チェーン店が展開していますが、全国どこでも食べられるというわけにはいきません。いつでも自宅でお店の味のカレーが食べられるレトルトのルーは一人暮らしはもちろん、暮らしに大変役立ちます。
そのままご飯にかけるだけでもおいしいのですが、是非ステンレスの銀色の皿にごはんが隠れるようにルーをかけ、千切りにしたキャベツとソースをかけたカツをのせて金沢カレーを味わってください。
金沢カレーを代表する、ゴーゴーカレー、カレーのチャンピオン、カレーのアルバそれぞれがレトルトカレーを販売しているので、自分に一番合った金沢カレーを見つけてください。
お値段は1つ250円~300円ちょっと(2パック入り600円など)とレトルトカレーとしては高めですが、お店の味と同じと考えると十分お得と言えるでしょう。
豆知識として、駅などより地元のスーパーのほうが安く売っている場合が多いので、金沢に来た際は地元のスーパーも是非覗いてみてください!
普段と一味違うカレーを是非家で味わってください。レトルトで日持ちするので、金沢カレー好きの方はストックしておくことをおすすめします!
プレミアム金沢カレーも販売中
管理人も知らなかったのですが、金澤カレーのプレミアム版なんてものがあるそうです。
金沢カレーを友人に勧めたところ、「高い」と言われてそんなことはないだろう、と調べてみて発見したのがこちらの”ゴーゴーカレー金澤プレミアムビーフカレー”でした。
金沢でみかけたことはなかったので、ネット通販限定なのか最近売り出したのかはわかりませんが、プレミアムというからにはそうとうおいしいんでしょうねー。なにせ一袋500円近くもしますし。
実食したら普通のレトルトとの比較をレビューしたいと思います!
最近の将棋アプリはすごい
金沢カレーとはあまり関係ないのですが、最近驚いたことがあったので「将棋アプリ」について少し語らせてください。
昨年の中学生棋士藤井聡太さんの連勝記録やひふみんこと加藤一二三さんのテレビ出演などで世間はにわかに将棋ブームです。管理人も「りゅうおうのおしごと」のテレビ放送に合わせて久しぶりに将棋を指したくなりスマホにアプリをインストールしてみました。
別段経験者というわけではなく、駒の動かし方を知っていて昔家族で指したことがある程度の実力なのですが、ガラケー時代にやっていたアプリでは中難易度程度には軽く勝てていたので深く考えずに5段階のうちの真ん中、レベル3でさっそく対局開始。
・・・・惨敗しました。久しぶりだったとかいういいわけもできないくらいぼこぼこに何度もやられてしまいました笑。そういえばプロの棋士に勝ってしまうAIすら開発されているくらいなんですから素人なんて相手にならないですよね。
コンピュータの強さに驚いたのはもちろん、これが無料アプリだということに驚きました(アプリ内に広告とかはありますが)。
技術がどんどん進化し、それが安価で一般の人も手にできるようになる、という進化のペースがどんどん早くなっていてびっくりです。そのうち人間よりもうまい料理のレシピを開発しちゃうAIとかできるのかな?
まとめ
食にたいする興味はなにがきっかけになるかわかりません。ちょっと気になったり、おいしそうだと思った料理を見つけたら是非実食してみてください。
なんとなく自分の出身地に関連するものが取り上げられるのはうれしいものです。若干地元贔屓が入っているのは否定できませんが、金沢カレーは味のほうも太鼓判を押せるので、是非店舗が近くにない方は、レトルトを試してみてください。
「りゅうおうのおしごと!」の聖地巡礼も一貫として、和倉温泉に行ったり金沢カレーを食べるのもおすすめです!