一人暮らしで生活していると、ときどきプチ贅沢したくなるときがありますよね。もしくはお店で食べるより安く抑えたいけど焼き肉が食べたいという人もいるでしょう。
そんな人たちにおすすめしたいのが、一人焼肉です。今回は、一人暮らしの焼肉の陥りやすい失敗と成功させる秘訣を紹介します。
目次
焼肉は専用の焼肉プレートで焼かないとおいしくならない!
今回は”焼き肉プレート”の紹介記事なのですが、焼肉プレートの魅力を紹介する前に、自宅での焼肉の失敗しやすい事例から紹介していきたいと思います。
自宅で平たいホットプレートやフライパンなどを使って焼肉をしようと試みた方の多くは、「お店の焼肉と違う」と違和感を持ったと思います。
まずはその違和感の原因を紹介したいと思います!焼き肉プレートについての紹介は、その下に書いてあります。
失敗しやすい自宅での焼肉の原因を解明
フライパン・鉄板でそのまま肉を焼いてしまうとおいしくない
自宅で焼き肉をしようとして、普通のフライパンや鉄板を使って調理を行った場合、たしかに肉を焼いたものはできるのですが、これは焼き肉ではない、と感じた方が多いと思われます。
一人暮らしだとそのままフライパンで、家族など複数のときはホットプレートの鉄板を用いることが多いと思いますが、お店で食べる焼肉と比べて味や食感に違和感を覚えた経験があるはずです。
その違和感の原因は、”油”です。焼き肉店の店内の様子を思い出してみてください。記事の上のほうの写真にあるように、網の上で焼いていましたよね。
この網が重要な役割を果たしていて、肉から出る余分な油を落とし、また、適度な焼き目を付けることで、焼きあがりの肉にムラを作っていたのです。
フライパンでただ焼いてしまうと、肉からせっかく出た油が、ふたたび肉に吸い込まれてしまい、あの焼き肉の感じ、が損なわれてしまいます。
調理してすぐ食べないと焼き肉感が薄れてしまう
焼き肉の醍醐味の一つとして、焼いた肉をすぐにタレや塩などにつけて食べる、があると思います。
一人暮らしやる場合、キッチンで焼いて皿に盛って、そこからテーブルのある場所に移動して食べる、という手順になってしまうことが多いです。
もちろんキッチンで焼いてそのままそこでタレをつけて食べるという方法もありますが、なんとなく賄い料理のような感じが出てしまい、焼き肉を食べている感じがでません。せっかくですから、座って落ち着いて食べたいですよね。
油汚れや焦げ付きがひどくて洗うのが面倒
家庭での焼き肉の大きな障害の一つが、後片付けが面倒、だということです。とある主婦の方に言わせれば、「焼き肉のあの値段は後片付けの手間賃込みだから高い」、んだそうです。
後片付けのなにがそんなに大変かというと、焦げ付き、です。焼き肉は通常の調理と違って、同じフライパンで何度も連続して、肉や野菜を焼くことになります。
肉汁や油の上で調理することになるため、普通のフライパンで調理してしまうと、普段とは比べ物にならないほど、広範囲に頑固な焦げ付きができてしまいます。
せっかくおいしく楽しく焼き肉を食べても、後片付けがとても面倒だと、次からやりたくなくなってしまいます。焼き肉を食べるためには必要な手間だ、と割り切ることもできますが、この手間を少なくすることができるならば少なくしたいですよね。
自宅での焼肉を成功させる秘密兵器”焼き肉プレート”
お待たせしました。いままでは自宅での焼肉の欠点ばかりを紹介してきましたが、ここからはいよいよ秘密兵器、”焼肉プレート”を紹介していきます。
”焼き肉プレート”ならば、油を適度に落として、後片付けの手間も軽減することができ、自宅でお店のような焼き肉感が出せます。
余分な油を落として焼き肉の感じを手に入れる
上述しましたが、フライパン、ホットプレートで焼いた場合に”焼き肉感”が出せないのは、肉から出る余分な油を取り除くことができないからでした。
そこで登場するのが、”焼き肉プレート”です。焼き肉プレートは、写真のように凹凸があるので、肉からでた油をしっかり落としてくれます。また、中心を頂点にして、山なりになっているので、落とした油がその場に留まらずに淵のほうに流すことができます。
こうすることで、肉からでた油が再び肉に染み込んでしまうのを防ぐことができます。余分な油を落とすことで、焼き肉特有の感じを出すことができます。
ホットプレートを使用している方で、焼肉用のプレートが付属しいている方は、是非そちらを使用してみてください。
IHの上にそのままのせるだけで調理可能
IH焼肉プレートの使用方法は簡単。新しい機器や道具は必要なくフライパンと同じように、いま使ってるIHクッキングヒーターにのせるだけで肉を焼くことができます。
卓上IHを使ってる方は、机の上にもってきてその上に焼肉プレートをのせれば即席の焼肉コンロの完成です。
IHクッキングヒーターは1400Wでフラットな面のものがおすすめ
ここまで自宅にIHクッキングヒーターがある前提で話を進めてきましたが、持ってない方で購入を検討されている方は、1400Wでボタンとフライパンを置く面に段差がないフラットなタイプがおすすめです。
調理を行う上で火力の幅をできるだけ出せるようW(ワット数)はなるべく高く、かつ調理後にお手入れしやすいよう平らな面のものが使いやすくて比較的安価なものも多いため一人暮らしから一般の家庭まで広くおすすめできます。
一人暮らしのメインのコンロとして使えるのはもちろん、普通の家庭のサブのコンロとしての活躍も十分期待できます。焼肉はもちろん、冬場のお鍋の時期も大活躍なので、持っていて損はない調理家電です。
おすすめのIHクッキングヒーターの選び方:
波型の網目で焦げ付きの見た目もばっちり
焼き肉特有の網目による焦げ、というものはなかなかフライパンでは出せません。焦げによるムラは、食感の違いを出して肉のおいしさを引きだすだけではなく、見た目から”焼き肉感”を演出します。
さきほど紹介した焼き肉プレートの凹凸は、油を落とすだけではなく、焦げにムラを付ける、という点でも活躍します。
この見た目というのは料理においてとても重要で、食欲を刺激するだけでなく、実際に味覚にも影響を及ぼします。今後調理をしていくうえで、この料理の見た目、というものにこだわっていってください。
プレートをそのまま洗えるので手入れが楽
自宅での焼き肉での障害のひとつが、後片付けの大変さです。普通のフライパンだと焦げ付きがひどく、ホットプレートの場合は組み立てや各パーツの手入れが面倒になります。
焼き肉プレートならば、洗うのはプレートだけでよく、焼くときに油を落としてくれるので、焦げ付きがひどくなりにくく、洗うときの苦労が減ります。
波型になっているので、全体を丁寧に洗う必要はありますが、ひどい焦げ付きが少ないので、手入れはほかの調理器具に比べて断然楽です。
焼肉のお供に飲み物を飲みたい方には真空断熱タンブラーがおすすめ
ぬるい飲み物や何度も氷を足す面倒なことをしていると、せっかくのおいしい焼肉が台無しです。真空断熱タンブラーならば、保冷・保温が効き、容量もあり、コップの周りが結露しないといいことずくめです。
少し前に氷が溶けない!というパフォーマンスでご存じの方も多いかとおもいますが、やはり実際に使ってみてこそその便利さがわかります。たかがコップと侮らずに、食にこだわる方にこそ是非一度試してみることをおすすめします。
真空断熱タンブラーについてはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
おすすめの焼き肉プレートを紹介
Panasonic IH焼き肉プレート
IHでそのまま使える焼き肉プレート
今回紹介した、自宅で焼肉を楽しむための機能を備えた、おすすめの焼肉プレートです。最近のコンロの主流である、IHクッキングヒーターでそのまま焼ける焼肉プレート。
IH焼肉プレートってどんなものか予想がつかない方は、コンロの上にそのまま置いて加熱できる、変わった形のフライパンだと思ってください。
フライパンと同じ大きさなので、一人や二人など少人数の焼肉の分量の調理にぴったりです。
焼肉に欠かせない凹凸で余分な脂を落とすことができ、焼き目もつけることができます。また、単一のプレートなので余計なパーツがなく、お手入れも簡単です。
お値段4,190円
お値段は4,190円。IHでそのまま使える焼肉プレートというものがそもそもあまり販売されていないので、あまり選択肢はないです(直火専用ならばもう少し安価なものもあります)。
ガスコンロ、IHどちらでも使えるので、迷ったらこちらの商品が便利でおすすめです。
イワタニスモークレス焼肉グリル
ガスコンロ式焼き肉プレート
今回はIHでの調理を前提にしていましたが、焼き肉といえば直火、とこだわる方もいるかと思います。そんな方たちにおすすめしたいのは、ガスコンロ用の焼き肉プレートです。このタイプは二重構造になっていて、油を下の層におとすことができます。
また、下の層に水を入れる構造になっているため、油を落としても煙が出にくく、自宅で焼き肉をする際に気になる煙を軽減してくれる効果もあります。
コンロと一体になっているので、机に置いてそのまま使うもよし、バーベキューやキャンプ、行楽など、外での使用にも向いています。
お値段6,589円
直火で肉を焼きたい、という方はガスコンロと焼肉プレートが一体になった、こちらの焼肉プレートの購入を検討してみてもいいのではないでしょうか。
普段備え付けのコンロで調理していてテーブルでの焼肉ができない、という方にとくにおすすめの商品です。
焼肉用ホットプレート
焼肉用のプレートがあるものを選ぼう
ホットプレートを買うならプレートが替えられるもの、焼肉専用のプレートがあるものがおすすめです。
ここまでは主に一人向けにIH用のプレートやグリルを紹介してきましたが、大人数で卓を囲むときは不向きです。大人数の焼肉のときに人気なのがホットプレートですが、ホットプレートならばなんでもいいというわけではありません。
これまで紹介してきたように、焼肉を焼肉たらしめている重要な要素は余分な脂を落とせているかどうかで、そのため肉を焼きながら脂を落とす工夫が必要です。
焼肉プレートので余分な脂を落とそう
焼肉プレートは大きくわけて2種類、波状のものと穴あきのものがあり、そのどちらも余分な脂をきちんと落としてくれます。
波状のプレートは、さきほど紹介したIH焼肉プレートのような表面が凸凹しているもので、凹んだ部分に脂がおちて流れるようになっています。
もう一つの穴が開いているタイプのプレートは、上の図のようにプレートの穴から脂を下の受け皿に落とすタイプで、油がはねたり煙が上がるのを防いでくれます。
お値段5,000~10,000円前後
複数のプレートを付け替えることができるホットプレートは、通常の平たいプレートのみのホットプレートと比べるとやや高めのお値段です。
しかし、焼肉らしい食感や味を出せたり煙や油跳ねの軽減などメリットが多いので、ホットプレートを買って焼肉をするならプレートが付け替えられるタイプのものをおすすめします。
気になる焼き肉のニオイを解決しよう
ホットプレートでもフライパンでも焼き肉プレートでも、焼き肉を自宅ですると、ニオイが残ります。
たとえ換気扇を回し続けて、窓をあけてもそうそう消えることはありません。そこで活躍するのが消臭スプレー。
空気中だけでなく、部屋の中の布製品に付着したニオイも軽減してくれます。
まとめ
焼き肉プレートは、余分な油を落として焼き肉の食感をしっかり出しながら、洗い物の手間を軽減してくれます。
また、IHクッキングヒーターやガスコンロと合わせて使うことで、テーブルの上で調理してそのまま食べることができるので、より”焼き肉感”を演出することができます。
自宅でおいしく楽しい焼き肉をするために、是非焼き肉プレートを活用してください。