地震を意識して普段から備えているつもりでいても、いざ起きてみると慌ててしまうものです。
震度6弱の地震を経験して、普段からの備えと地震が起こった起こった時の対処の仕方の重要性を知ったので紹介していきます。
目次
地震が起こった時にするべきこと
まずは身の安全の確保と避難経路の確保
まず一番にするべきことは身の安全の確保です。
大きな揺れで無事だったとしても、その後の余震や続いて起きる大きな揺れで倒壊する恐れがあるので、いま自分のいる場所は安全かどうか今一度チェックしてください。
また、屋内にいる場合は揺れがおさまった後に必ず出入口の確認を行ってください。倒壊する恐れのない建物であっても出入口が開かなくなってしまうことがあります。
揺れによって建物や部屋が傾いてしまい、扉が開きにくくなっている場合は要注意です。その場合はいったん外に出て安全な場所に避難してください。
テレビ・ラジオ・ネットから情報を集めよう
「災害が起こった時は安全な場所に速やかに退避しましょう」というフレーズをよく耳にしますが、その”安全な場所”を知るために必要なのが情報です。
昔と違って情報を入手する手段が増え、自治体が自ら情報を発信していることもあるので要チェックです。
まず調べる情報は避難すべきかどうか、です。
沿岸部では津波、山の近くでは土砂崩れの恐れがあります。避難が必要かどうかは生死にかかわるので最優先で調べてください。
そのほかに近くで火災が起こってないか、道路や電車などの交通機関がマヒしていないかです。外出している場合は家路の確保にも情報は必要です。
次に必要な情報はライフラインに関して、です。
電気・ガス・水道と普段は当たり前に使っているライフラインが止まると生活に大きな痛手が出ます。避難所に避難するかどうかの基準になるので、必ず確認するようにしてください。
水・食糧を確保しよう
地震が起きるとみんな不安になって慌てて食糧・水を確保に走り、普段はスーパーやコンビニの棚にたくさんあるカップ麺やミネラルウォーターが一瞬でなくなります。
不必要に買いだめせず、必要分だけ購入するようにしてください。
普段から備えておくと便利なもの
2Lのペットボトルで水を常備しよう
生きていくのに絶対に欠かせない水ですが、常備するには重くてスペースを取る割に普段は蛇口をひねれば出てくるのであまり多くを常備するのはおすすめできません。
そこで最低限の備蓄として2Lのペットボトルを1本常備しておくことをおすすめします。
カップ麺+αの保存食を常備しよう
地震が起きるとみんな不安になって慌てて食糧・水を確保に走り、普段はスーパーやコンビニの棚にたくさんあるカップ麺やミネラルウォーターが一瞬でなくなります。
普段から3日分、最低でも3食分は確保するようにしてください。カップ麺はもちろん固形食も種類が増えているので、自分の好みで選んでください。
モバイルバッテリーを持っておこう
情報の確保や連絡手段として欠かせないスマートフォンですが、バッテリーが切れてしまうと使い物になりません。
災害時は電気の供給が止まったり、避難所でコンセントを確保できなかったりと携帯電話を充電することができなくなる場合があります。
そんなときに役立つのがモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーを充電しておけば、いつでもどこでもスマートフォンを充電することができます。緊急時以外にも旅行や外出先などでバッテリー切れの心配がなくなるので普段から使えるので、持っておくことをおすすめします。
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非常用持ち出し袋を作っておこう
水や食料・懐中電灯などを用意していても、いざというとき奥にしまって行方がわからなくて使うことができない、ということがしばしばあります。
そこで非常用に持ち出す用の袋を用意しておいてまとめておくことをおすすめします。
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まとめ
安全確保⇒情報収集と落ち着いて行動することが大切です。
また普段から少しでも地震を想定して備えておくことも大切です。