部屋をすっきり綺麗に片づけるために欠かせない収納スペースですが、ただモノを放り込んでいるだけだと中の衣類やクローゼットそのものにカビや汚れが発生してしまいます。今回は収納スペースをきれいに保つ便利グッズを紹介します。
目次
収納スペースには乾燥剤・除湿剤を設置しよう
押し入れ・クローゼットに除湿剤を置こう
まず押し入れ・クローゼットに置いてほしいのは、みなさんご存じの「水とりぞうさん」に代表される除湿剤です。
高すぎる湿気は衣類や布団を傷めるだけでなく、クローゼットの材料である木材そのものにカビが生える原因になります。クローゼットなどは閉じた空間のため、湿気の逃げ場がなく、収納している衣類をまとめてダメにしてしまうこともあります。
開けっ放しにしておけば湿気がたまることはあまりありませんが、そうすると日光を防いだり、ごみや虫が付かないように保管するというクローゼット本来の役割が果たせませんし、開けっ放しにした扉はそもそも邪魔です。
そこで便利なのが除湿剤です。開封してクローゼットの隅のほうに置いておくだけで湿気が高くなりのを抑えてくれるので湿度の管理に気を遣わなくてよくなります。
除湿剤1つで数ヶ月はもつので、交換もタンクに水が溜まっていると気づいたときでよく、手間もほとんどかかりません。
衣装ケースに除湿剤・防虫剤を入れておこう
クローゼット、布団の湿気対策も大切ですが、忘れてはいけないのが、衣類・衣装ケースの除湿です。
除湿だけでなく、脱臭してくれるものや、ニオイがつきにくい防虫剤もあるので衣装ケースに忘れずに入れておきましょう。
布団に関する便利グッズを紹介
簀子で防カビをしよう
多くの方はベッドか布団で眠っているかと思いますが、布団派の方にとくに気にしてほしいのが”布団の防カビ”です。
ヒトは寝ているときに多くの汗をかくので、布団やベッドには湿気がこもりがちで、とくに布団を押入れにそのまま片づけている方は要注意です。湿気はカビの増殖の原因であり、床に接したままだと湿気の逃げ場が床部分しかなく、床がカビてしまうことがあります。
そこで、簀子を敷いて床と布団が直に接しないようにする必要がでてきます。簀子を敷くことで床と布団の間に適度な隙間ができ、適度に湿気を逃がすことができるようになります。
布団の湿気を吸い取る除湿シート
布団そのものの湿気をとりたい、という方におすすめなのが布団の下に敷くタイプの除湿シートです。
寝ている間に出る水分を吸い取ってくれるので、布団が湿っていて気持ち悪いと感じることが減り、防カビだけでなく、快眠にも繋がります。
使った後は干しておけば水分が抜け、なんどでも使うことができるので、布団の下に敷いておくことをおすすめします。
マットレスで快眠生活を手に入れよう
マットレスは、畳+布団という生活だった方にはあまり馴染みがないかもしれません。
床に布団をそのまま敷いて寝るという方が、和室でいままで過ごしていたけど、引っ越し先はフローリングの床、という方によくみられますが、これはNG行為です。
よほどいい布団でない限り、床の硬さが身体に伝わり”寝ても疲れがとれない”状態になりやすくなります。また、床の温度の影響も受けやすくなり、床に体温が奪われてしまい体力が回復しないなどの悪影響を受けてしまいます。
そこで、快適にかつ睡眠で疲れをしっかりとるためには、適度な柔らかさで床と布団の間の緩衝剤となるマットレスが必要になってきます。いままで馴染みがなかった方も、引っ越しのタイミングに合わせて用意しておくことをおすすめします。
眠りの質を高める安眠グッズを紹介
布団の湿度ややわらかさのほかにも、睡眠の質を高める要素はたくさんあります。
例えば、明るいところよりも暗いところのほうが脳が休めたり、静かなところのほうがリラックスできるなどがあります。
そういった睡眠の質を高めてくれる安眠グッズの紹介の記事もあるので、よかったら参考にしてください。
まとめ
衣類や布団などは生活の基盤となる大切なものです。除湿や防カビをしっかり管理してしてください。
除湿剤は頻繁に変えないので忘れて放置してしまうことがしばしばあります。忘れないように定期的に、水がいっぱいになっていないかや使用期限が切れていないかを確認するようにしてください。