日々の自炊に慣れてきて、得意な料理やレシピなしでもなんとなく手順がわかるようになってくると、味も固定されてきてたりしていませんか?そんな方たちには、いつもと違う、特産品を加えることをおすすめします。
家庭の味、などと言われるように、同じ味を出すことで安心感や安定感など生活のリズムを作るのに必要です。しかし、同じ味ばっかりだと飽きてしまいますよね。とくに一人暮らしだと、調味料や材料が限られている場合が多いので、調理のレパートリーが狭くなりがちです。
目次
調味料で劇的に料理の仕上がりが変わる
調味料は料理の決め手
料理のレシピによく見かける文言で、「最後に調味料で味を整えて完成です」とあるように、調味料で料理の完成の味が決まります。つまり、調味料を変えるだけで料理の味を変えることができます。
味を変える方法は他にも、材料を変えるが挙げられますが、高級な食材を揃えると予算が厳しくなります。その点、調味料ならばいろいろな料理に使えるだけでなく、それほど値段もしません。
地域によって特色が出る調味料
地域によって、名産やブランド物の食材がたくさんあるように、調味料にも地域によって特色があります。地域の名前を上げるためや、活性化のために近年ますます地域ブランドが盛んになっています。
しかし、残念ながらそういった地域の名産は独特さや生産量や流通に限界があって、なかなか目にする機会がありません。せっかくおいしいものでも広く知られていないため、なかなか手に取られることがない、という少し残念なことがしばしばあります。
近年ではネット通販が盛んになったため、ネットで販売し始めるところも増えてきたので、家にいながら地域の特産を手に入れることができます。地域特有の調味料を手に入れることができるので、簡単にいつもと違う味を楽しむことができます。
いろいろな場面で使える”塩”
さきほど調味料で料理の味が決まる、と言いましたが、塩には様々な場面で活躍の場があります。以下にその例を挙げていきます。
・魚の調理の下ごしらえ
・料理の下味に
・お吸い物の味を整える
・料理の味の決め手に
生きていく上で欠かせない”塩”
塩は生き物が生きていくうえで欠かせない、”ミネラル“が豊富に含まれています。生きていくうえで不可欠なのに、ヒトの体内で作ることができません。
そこで外部からミネラルを補給してあげる必要があります。昔は、汗をかいたら水分と塩をとれ、と言われていたりもしました。
中でも、天然塩はミネラルを多く含んでいるので、塩を摂取するなら、断然、天然塩がおすすめです。天然塩でも産地や産出方法で含有量が異なり、なかなか奥が深いのが興味深いところです。
奥能登揚げ浜塩
管理人が出会った特産品の一つが、”奥能登の揚げ浜塩”です。某農業系アイドルTOKIOの番組でも紹介された、石川県の奥能登で生産されている塩です。
500年前から続く伝統的な「揚げ浜式製塩」のうま味が自慢の一品です。特徴としては、粒が荒く、しつこくない辛味でした。通常塩をなめていると、お腹が痛くなるような辛さがありますが、この塩にはそれがなく、おにぎりなど、直接口に入れる調理に最適です。ほかにもステーキや焼き肉などにふる塩用など、活躍の場は様々です。
海水由来の塩なので、ミネラルを多く含んでいて、数ある塩の中でもおすすめの一つです。TV番組では、”究極のラーメン”、のスープの味の決め手として、使われていました。
塩は前述したように用途はいろいろです。つまり、塩を変えるだけで料理の味をいろいろ変えることができます。普段使っている塩と違うものを試してみようという方は、”奥能登の揚げ浜塩”を是非おすすめします。
オホーツクの塩 つらら
こちらも某農業系アイドルTOKIOの番組でも紹介された、オホーツク海の海水から生産されている塩”つらら”です。
自然豊かなオホーツク海の海水は塩辛さの中に甘みがあり、そこから精製される塩は、味わい深い一品となっています。
海産物との相性が非常によく、魚やイカ、カニなどの焼き物はもちろん、お刺身にそのまま振り掛ける食べ方もおすすめです。海産物でちょっと贅沢したくなったとき、食材の味をより引き出すためにオホーツク海の塩”つらら”をおすすめします。
燻製塩で香りと風味もアップ
地域の特産品、というわけではないのですが、普通の塩と一味違うので紹介します。
燻製塩とはその名の通り、煙で燻した塩です。塩は食材の旨みを引き出してくれたり、味のアクセントに用いられます。そこに風味や香りもプラスしてしまうという優れものです。
お肉や刺身、ゆで卵など幅広い食材に合うので、是非一度試してみてください。
まとめ
料理をするうえで欠かせない調味料は大切な味の決め手で、調味料を一工夫するだけで料理全体のクオリティーが上がります。簡単にもうひと手間加えたい、いつもと違う味にしたい、という方は是非調味料を工夫してみてください。
いろいろな調味料がありますが、地域や産地独特のものは味に特徴のあるものが多いです。自分の好みや料理にあった調味料を是非見つけてください。