一人暮らしを始めるとき、これだけはそろえるべき、という家電を紹介していきます。現代の新 三種の神器も紹介。
目次
現代の三種の神器の調理家電
かつては、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫が暮らしを豊かにする電化製品の三種の神器などと呼ばれていました。その後技術が発展し、今度はカラーテレビ、クーラー、車が新しい三種の神器(もしくは3C)と呼ばれるようになりました。では現代の調理に欠かせない三種の神器はなにかというと、
・冷蔵庫
・電子レンジ
・電気ケトル
の三つです。料理ができなくてもこれさえあれば今の世の中なら生きていける、という優れものたちです。料理をしない人はこの3つがあればなんとかなる、料理をする人はこの3つを使って調理が捗る、と大変便利な調理家電です。
それではこれから冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルの3つに注目して紹介していきます。
冷蔵庫
シャープ 冷蔵庫 小型 2ドア つけかえどっちもドア 137L シルバー SJ-D14C-S
料理しなくても冷蔵庫は必要
食品の保存以外にもデザートやチョコレート、氷など、暮らしを豊かにしていくために欠かせません。家では一切飲食をしない、という極端な生活を送るのではない限り、冷蔵庫は家に欲しい家電です。
冷凍庫が付いたスタンダードな2ドアの冷蔵庫がおすすめ
一人暮らし用の冷蔵庫を購入する際、ホテルなどにある高さ50cmほどの冷蔵機能がメインの冷蔵庫を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、冷凍庫がちゃんと付いている、総容量が90L~140L前後の2ドアタイプの冷蔵庫をおすすめします。
食品、飲み物はもちろん、最近は便利な冷凍食品が数多く販売されているので、冷凍庫と電子レンジがあれば簡単に一食作れてしまいます。時短や食費を浮かせることにもつながりますので、冷凍庫は必須と言ってよいでしょう。
おすすめの冷蔵庫は扉が左右どちらにでも開くように付け替えることができる、シャープの冷蔵庫です。こちらの記事で詳しく解説してあるので、参考にしてください。
電子レンジ
アイリスオーヤマ オーブンレンジ 16L ターンテーブル ブラック VAL-16T-B
いろいろな冷凍食品を味わい尽くそう
惣菜やコンビニ弁当を温めるだけでなく、最近では様々な冷凍食品が販売されているので、ハンバーグや炒飯、たこやきにお好み焼き、グラタンや混ぜソバまで電子レンジでチンするだけで作ることができます。
最近ではコンビニでも冷凍食品が売られているので、電子レンジがあれば24時間好きなときに温かい食べ物が食べられます。
料理好きならオーブン機能付きの電子レンジがおすすめ
温めるだけの電子レンジとできることの幅が大きく違いますので、料理好き、もしくは多趣味、凝り性な方はオーブン機能付きの電子レンジをおすすめします。
後からオーブン機能付きの電子レンジに変えたくなっても、せっかく買ったからもったいない、という気持ちや処分の手間や費用を考えてなかなか購入に踏み切れなくなってしまいます(実体験済み笑)。
電子レンジでアレンジいろいろ
電子レンジ用のグッズと合わせることで、通常の乾麺からパスタを作れたり、ゆで卵を作ることができます。ただ温めるだけに電子レンジを使うのはもったいないので、どんどん有効活用していきましょう。
電子レンジで用の便利グッズはこちらの記事からどうぞ
電気ケトル
炊飯器やトースターを押しのけて堂々のランクインを果たしたのは電気ケトルです。
水を入れてボタンを押すだけで必要な量のお湯をあっという間に沸かすことができます。お湯さえ沸かすことができれば、カップ麺やみそ汁、コーヒー、紅茶といったものをすぐに作ることができます。
おすすめの電気ケトルの紹介記事はこちら
IHクッキングヒーター
アイリスオーヤマ IHクッキングヒーター 1000W ブラック IHK-T32-B
惜しくも三種の神器入りを逃したのは、IHクッキングヒーター。最近はガスコンロよるも、始めから備え付けのIHがあることも多く、目にする機会は多いと思いますが、火を使わず、いろいろな機能が付いているIHは安全で便利でおすすめです。
IHクッキングヒーターの利点
IHクッキングヒーターの大きな利点は、コンセントがあればどこでも使える、という点です。一人暮らしの部屋にはガスコンロがなかったり、備え付けのコンロの火力が低かったりする場合が多いです。
最近ではIHクッキングヒーターには火力も直火と遜色なく、温度調整やタイマー、揚げ物調理用モードなど様々な機能もついています。システムキッチンとはいかないまでも、備え付けのものより、便利に調理を行えると思います。
設置工事も不要なものがほとんどなので、備え付けのコンロに不便を感じた人はIHクッキングヒーターに切り替えることをおすすめします。
おすすめのIHクッキングヒーターの紹介記事はこちら
洗濯機
購入時は大きさに注意
洗濯機は給水、排水を行う必要があるため、設置する場所が家によって決まっていることがほとんどです。
一人暮らしを想定した賃貸マンションやアパートなどは、とくにスペースが限られているので、大きな洗濯機を買ってしまうと設置できない、などの不都合が生じる場合があります。
一人暮らしには5kg(45L)前後がおすすめ
洗濯物の想定重量が5kg、もしくは洗濯槽が45L前後あれば一人暮らしの洗濯機としては十分です。前述したようにあまりに大きいものは設置できない危険があるので要注意です。
ドラム式洗濯機を買うときは要注意
これまた大きさの問題ですが、ドラム式は大きいものが多いです。さらに、通常の洗濯機と違って扉を前に開く構造になっているため、洗濯機の前のスペースを開ける必要があります。
引っ越し業者の方に伺ったのですが、ドラム式洗濯機の設置に関するトラブルは多いらしく、横幅しか見てなかったので扉をうまく開閉できない、そもそも置くスペースが足りなかったなどでもめることがあるようです。
ドラム式洗濯機は乾燥面や節水など非常に便利な洗濯機です。なので、引っ越しを機に購入したくなる気持ちは大変よくわかりますが、購入の際は、サイズや設置環境など慎重に考慮してください。
ハンガーも忘れず用意しておこう
洗濯機で洗ったけど干すものがない、という事態にならないようにハンガーも忘れずに用意しておきましょう。
乾燥機能つきの洗濯機ならハンガーが不要の場合もありますが、コートを掛けたり、乾ききっていなかった洗濯物を干したり、しわを伸ばしたりするのにも必要になってくるのでハンガーはあったほうがいいでしょう。
おすすめのハンガーの紹介記事はこちら。
掃除機
ずぼらな人ほど掃除機が必要
面倒だから掃除なんてしない、掃除機なんていらない、最悪雑巾とコロコロでなんとかする、と思っている方こそ掃除機が必要です。
普段まめに掃除しなくい人が、いざ積もったほこりや髪の毛を見ても掃除するわけがなく、やる気が出るわけがありません。ましてやそんな所を雑巾がけで直に触りたくない、という方がほとんどでしょう。
掃除機なら気になったときに、ちょっと吸ってそれで終わりです。せっかく買ったから使うか、くらいの意思でもいいので少しは掃除するようになります。きれい好きの方はもちろん、掃除が嫌いな方もとりあえず掃除機は買っておきましょう。
コードレスか通常の掃除機か
一人暮らしならぶっちゃけどちらでも構いません。ワンルームなら大抵どのコンセントからでも届くので、コードレスでもコードがあってもたいして手間が変わりません。
掃除をやる気になるように、自分が好きな、使いたくなるほうのタイプの掃除機を選ぶことのほうが大切です。
その他の”まず揃えるもの”シリーズ
一人暮らしをはじめるとき、家電以外にも調理器具や日用品など新生活に欠かせないものは様々です。
調理器具・日用品についてまとめた記事もあるので、引っ越し前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
食に関する家電でまず揃えて欲しいのが、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルの三種の神器。これさえあれば料理をしなくてもなんとかなりますし、料理をする人はより便利になります。
あとは洗濯機、掃除機があればとりあえず一人暮らしをスタートできます。ここから料理を始めたり、より暮らしを豊かにするためにIHクッキングヒーターやテレビなどの家電を順次足していってください。