家でカレーと一緒にナンと食べたい、と思った方必見!
ナンと同じくインドの家庭料理の定番である「チャパティ」を自宅で簡単に作れるレシピを紹介します。
インドカレーが日本でもだいぶ浸透し、カレーとナンを合わせて食べることが珍しくなくなりました。家でもカレーとナンを合わせて食べてみたいと思ったこともある方も多いことでしょう。
しかし、ナンを作るには実は専用の窯が必要で気軽には作れません。そこで今回はナンと双璧をなすインドのカレーのお供の定番「チャパティ」を紹介します。
目次
インドの定番家庭料理「チャパティ」を紹介
インド人も実はナンばかり食べているわけではない
日本にあるインド料理屋でナン(上の画像のようなもの)が当たり前にでてくるので、インドカレーとナンをセットにして考える方は多いのですが、実はインド人はそれほどナンばかり食べているわけではありません。
ナンを焼くには専用の窯が必要で、どの家庭にもあるわけではないのでナンの代わりにカレーのお供になるものが必要になります。それが今回紹介する「チャパティ」です。
材料は小麦(薄力粉、全粒粉)で専用の窯は必要なく、フライパンとコンロ(バーナー)だけで作ることができます。
ナンよりもモチモチ感は薄れますがサクサクした食感が増し、味の主張も強くないのでカレーの味をより深く味わうことができます。
チャパティの作り方
用意する材料:チャパティ2枚分
- 薄力粉:大さじ4杯
- 水:50ml
- 塩:ひとつまみ
作り方
①ボールなどに薄力粉と塩を入れてる
②①に少しずつ水を加えて混ぜ合わせていく。一度に水をいれてしまうとダマになったりまとまらずべちゃべちゃになり、薄力粉を追加しなければならなくなってしまうので注意
③粘土くらいの触感になったらオッケー(パサパサで粉っぽくもなく、べちゃべちゃしていない状態)
④30分~1時間程度生地を寝かせる
⑤大きめの梅くらいの大きさにちぎって丸める
⑥打ち粉を敷いたまな板の上で生地を伸ばし、表面にバターを塗る
⑦熱したフライパンの上で焼く。ぶつぶつとしたものが表面にできてきたらオッケー
⑧コンロの直火(バーナー)で表面を炙ってやるとぷくっと膨らむので、焦げ目をつけたら完成。直火やバーナーなどで炙ることでぷくっと膨らみます。ただフライパンで焼いただけでは膨らまないので注意してください。
これがインドの家庭の定番料理「チャパティ」の出来上がる様子だ! pic.twitter.com/eCD33lDjVQ
— ひとり飯 (@hitorimesi_ouen) September 27, 2018
ガスコンロの直火で炙ることもありますが、今回はIHのコンロのためガスバーナーで仕上げを行いました。
お好みのカレーと合わせてお召し上がりください。
かなり丁寧に作り方を書いたので、一見行程が多く難しく見えるかも知れませんが言ってみれば、粉と水を練ってフライパンで焼いて最後に炙るだけです。
とても簡単でいて、ナンと同じくカレーによく合うので是非試してみてください。
アレンジレシピ紹介
生地を寝かせる前に、お好みのものを練り込むアレンジが簡単でかつ味も見た目も変化がわかりやすいのでおすすめです。
- マジックソルト
- チーズ
おすすめ調理器具「ガスバーナー」
今回コンロの代わりに使用したガスバーナー(調理用バーナー)は料理の仕上げやアレンジを手軽に、かつ大きく変化させることができる便利な調理器具です。
刺身や肉の炙りやチーズやお菓子の焦げ目付けなど用途は様々で、味や食感の変化はもちろん、なにより見た目が大きく変わるので使っていて楽しいところがおすすめです。
直火での調理環境がない方はこの機会にガスバーナーにも挑戦してみてください。バーナーについてはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
おすすめ調理用バーナー:
まとめ
「チャパティ」という名は聞き馴染みがないかもしれませんが、インドの家庭では定番の料理なのでカレーとの相性は抜群です。
味ももちろんですが、作ってて楽しい・見た目がおもしろい。という点でもおすすめの料理です。自作のカレーやレトルトのカレーと合わせて自宅でのカレーライフをより盛り上げてください。