秋の味覚”秋刀魚”を家でおいしく食べたいけど家にグリルがない、という方は多いです。
しかし、せっかくの秋の味覚ですから味わいたい!そんな声にこたえるべくグリルや魚焼き専用のコンロがなくてもふっくらおいしい秋刀魚を焼く方法を紹介します。
目次
レシピ誕生の経緯
以前紹介した「秋刀魚の炊き込みご飯」を食べて、炊き込みご飯もいいけどやっぱりサンマは塩焼きで食べたい!と思って作ったのが今回紹介する「炊飯器とバーナーで作る秋刀魚の塩焼き」です。
ちなみに、以前紹介した「秋刀魚の炊き込みご飯」のレシピはこちら。
基本的な作り方は今回紹介「秋刀魚の塩焼き」のレシピと似ているので、是非両方に挑戦してみてください。
炊飯器とバーナーで作る秋刀魚の塩焼きのレシピ
用意する材料:米1合分
- お米:1合
- サンマ:1匹
- みりん:10cc
- 酒:15cc
- 白出汁:20cc
- しょうが:10g(チューブ式でも可)
お好みで・・・
- 刻み葱
- 混ぜ込みご飯(梅しそ)
作り方
①お米を1合をといで、30分ほど浸水させておきます。
②頭と内蔵を取り除いたサンマ(スーパーなどであらかじめ処理されたものでオッケー)を半分に切ります。
③バーナーで両面炙ります。この際、遠目から徐々に近付けるようにするときれいに焼き目をつけることができます。
*表面を炙るだけで身まで火を通す必要はありません
秋の訪れを皆さまに
日本人の多くが食欲をそそられるであろう動画です pic.twitter.com/EAhL5kArko— ひとり飯 (@hitorimesi_ouen) October 7, 2018
④酒、みりん、白出汁、しょうがをといでおいたお米に加え、通常通り2合のメモリまで水をいれ、炙ったサンマを上に載せます。
⑤炊飯(炊き込みモードがあればそちらでオッケー)を押して炊き上がりを待てば完成です。
⑥秋刀魚を取り出してお皿に盛り付け、醤油や大根おろしを添えてお召し上がりください
一工夫でさらにおいしく!アレンジレシピを紹介
- 炊き上がり後にバーナーでもう一炙りしてみよう
炊飯器でご飯と一緒に炊くことで通常よりもふっくらした身の秋刀魚を味わうことができるのですが、炭火で焼いたときよりも水分が多めに含まれます。
皮目がパリッとしてるほうが食感・味ともに焼き魚の良さを引き出すことができるので、炊き上がって炊飯器から秋刀魚を取り出したときに軽くバーナーで炙ってあげるとよいでしょう。
- ご飯に”梅”を加えてみよう
秋刀魚と相性のいい食材、それは梅です。秋刀魚、とくに旬のものは脂がよくのっていて非常においしいのですがときに重く感じることもあります。とくに今回は秋刀魚のおいしさを逃がさないようにごはんと一緒に炊いているので、より秋刀魚の風味を味わえるので、重く感じる可能性が高くなります。
そんなときにおすすめなのが、食欲を増幅させるために清涼感がある酸っぱいものです。そしてその中でもおすすめなのが梅です。
通常、秋刀魚の塩焼きには大根おろしが添えられますが作るのは少々手間がかかりますし、なにより今回はご飯にも味がついているのでそれだけでは足りない可能性があります。
ただし、普通の梅を全体になじませるのは難しいので混ぜ込みご飯など、ご飯全体になじませやすいものをおすすめします。ちなみに管理人は「梅シソ」を使っています。
おすすめ調理器具「ガスバーナー」
今回炭火の代わりに使用したガスバーナー(調理用バーナー)は料理の仕上げやアレンジを手軽に、かつ大きく変化させることができる便利な調理器具です。
刺身や肉の炙りやチーズやお菓子の焦げ目付けなど用途は様々で、味や食感の変化はもちろん、なにより見た目が大きく変わるので使っていて楽しいところがおすすめです。
直火での調理環境がない方はこの機会にガスバーナーにも挑戦してみてください。バーナーについてはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
おすすめ調理用バーナー:
まとめ
家庭で作るのはハードルが高そうに見える焼き魚ですが、バーナーと炊飯器があれば簡単に作れてしまいます。いままで秋刀魚を食べたい、と思っても諦めていた方はこの機会に是非挑戦してみてください。
魚をさばけないという方も、スーパーであらかじめ内蔵が処理されているものも販売されているので気軽に作ることができます。この機会に魚をさばいてみるのもいいかもしれませんね。