車を所有していない方の”脚”として大活躍の自転車。
中学高校と通学で使用していた方で、大学生や社会人になってからも自転車をメインの移動手段と考えている方は多いと思いますが、大学生や社会人となって一人暮らしを始める方には”ロードバイク”をおすすめします。
ロードバイクの魅力を紹介
ママチャリを新しく買うくらいならロードバイクを買うほうがお得
大学生や社会人などの新生活の足として自転車の購入を検討される方は多いと思いますが、後々のことを考えるとママチャリは正直おすすめできません。
数千円の安いママチャリを、とりあえずのつなぎとして使い潰すつもりで購入するのならありなのです(その場合は廃棄する際のことを考える必要がありますが・・・)。
しかし、1万円以上するママチャリを購入する場合は、使わなくなったときがもったいないですし、引っ越しの際に手放す(処分する)か苦労してもっていくためにさらにお金をかけることになります。
とくに大学生は数年後には卒業してまた引っ越すことになりますし、社会人の方も身を固めるまでは引っ越しを何度かする方が多いので、その数年のためだけに高いママチャリを購入するのはもったいないです。
それならば、もう少し金額を上乗せするだけで機能性が優れていて、運搬も可能で長く使えるロードバイクやクロスバイクが買えてしまうのでそちらのほうがお得です。
自転車といえばママチャリが真っ先に浮かぶかもしれませんが、新生活に合わせて視野を少し広げてみて、新しくロードバイクに乗ってみることをおすすめします。自転車を置くスペースがない、高いロードバイクは盗難が心配、という方はロードバイクの小型版であるミニベロもおすすめです。
速い、軽いと”脚”としてとても便利
ロードバイク、クロスバイクの特徴はなんといってもその車体の軽さです。
軽いものだ総重量が10kg以下のものもざらで、片手で楽々持ち運ぶことができます。持ち運びが楽なので、不意な段差もロードバイクを持ち上げて簡単に乗り越えられます。
車体の軽さと多段変速と合わせれば坂道はもちろん、峠道だって負担なく走破することができます。通勤や通学などの日常生活の脚としてはもちろん、サイクリングや旅に最適です。
通勤・通学はもちろん、新しく趣味を増やしたい、運動を日常的に行いたい、という方にもおすすめです。
カスタム自由自在 自分オリジナルに
ロードバイクのカスタムの自由度はとても高く、自分だけのオリジナルの自転車に仕上げることができます。
どれくらい自由にカスタマイズできるかというと、タイヤやギアはもちろん、ハンドルやサドル、ペダルまでカスタム可能です。
専門店での購入はもちろん、パーツごとに個別でネット注文できる便利な時代になたので、自分好みの性能・デザインにカスタムしてみましょう。
組み立て・解体も簡単 バラして旅に出よう
カスタムが自在のロードバイクは、組み立て・分解が簡単にできます。その特性を活かしていままでにない一風変わった自転車での旅ができるようになります。
普通は自転車での旅、といえば自転車に乗ってひたすら目的地目指してこぐ、というものをイメージするかと思いますが、ロードバイクでの旅は一味違います。
時間がたっぷりあるときは目的地まで自分の脚で行く旅もいいのですが、なかなかそこまで多くの時間をとることはできませんし、より多くの場所や遠い場所に行きたいときもあるかと思います。
そこでおすすめする移動手段が”輪行”です。ロードバイクはタイヤを取り外して袋に入れると手荷物扱いになり、電車に持ち込むことができます。
目的地近くまでは電車で移動し、走りたい場所までショートカットですることでより遠くに、行きたい場所での滞在時間を長くすることができます。
小径車のロードバイク”ミニベロ”もおすすめ
ロードバイクの中でも小さい車輪のものを「ミニベロロード(通称:ミニベロ)」と呼びます。
ロードバイクの一種だけあって、タイヤが小さいからといって遅いわけでなくギア比が速いものだと本体の軽さと合わせてかなりの速度・性能を発揮します。
本体が小さいのでマンションのベランダや玄関に置くことができるのが売りで、盗難の不安や置き場所に困るといった不安が少ないことから一人暮らしに人気のタイプになっています。
また、折りたたんだりバラしたときのコンパクトさを活かして、車や電車に積んで遠出する、なんて楽しみ方も可能です。
ネットで買えるロードバイク・ミニベロを紹介
初めてのロードバイク購入はわからないことだらけなので、ロードバイクやクロスバイクの専門店で店員の方に聞くのがよいのですが、身近に専門店がなかったり自分で調べるので十分、という方はネットでも注文することができます。
注目するべきポイントは、車体の重量と変速機のスペックです。あとは予算と相談しつつ、気に入ったメーカーやデザインを中心に探してみることをおすすめします。
Grandir(グランディール) シマノの21段変速機搭載
Grandir(グランディール) ロードバイク 700C シマノ21段変速[サムシフター] 2WAYブレーキシステム搭載 フレームサイズ470 Grandir Sensitive ホワイト [470]
シマノの21段変速機搭載
クラシックブランドである「Grandir(グランディール)」から販売されている、2サイズから選ぶことができる、重量が14.6kgでシマノの21段変速機搭載のロードバイクです。
フレームサイズは適応身長175cm以上用の520mmと、適応身長160cm以上用に470mmの2種類でそれぞれカラーがブラックとホワイトです。
フロント3段、リア7段のシマノ製の21段変速です。ブレーキタイプはフラット/ロードの乗車姿勢どちらでもブレーキングが可能な2wayシステムを採用しているので、好みや使用状況に合わせてカスタムすることができます。
お値段21,308円
ロードバイクの入門にふさわしい機体です。
下手なママチャリよりも安いので、一人暮らしを機に自転車を新しく購入しようとする方にはこちらをおすすめします。
14段変速機搭載でより安価なロードバイクもあるのですが、せっかく買うのならば幅広い状況で活躍できる21段変速機のものがおすすめです。
ハチコの高級折り畳み変速自転車(ミニベロ)
軽く丈夫なジュラルミンフレーム
フレームは軽く丈夫なジュラルミンフレームを採用していて、速さと頑丈さを兼ね備えています。車両のスペックは、重さ13.3kg、全長155cmで、折りたたんだときの大きさが84×64×48cmになります。
また、自転車業界大手のシマノの変速器を搭載しており、ミニベロに求められるスピード感もしっかり出すことができます。
お値段43,800円
7段変速のジュラルミンフレームの車体ではやや安めのお値段になっています。
変速機を6段のものにしたり、折り畳みができないタイプのものだと、もう少し安価なものもあります。
こちらが折りたたまれた際の大きさになります。
カノーバー シマノの21段変速機
シマノの21段変速機搭載のアルミフレーム
軽くて丈夫なアルミフレームで、シマノの21段変速機搭載のロードバイクです。
適応身長は160cm以上で本体も13.0kgと軽く乗りやすい車体で、フロント3段、リア7段のシマノ製の21段変速です。
お値段29,800円
ホイールが特徴的なロードバイクです。軽くて頑丈なアルミフレームとだんだんグレードを上げていく中で一つの基準となる車体になるかと思います。
ここらへんからギアやブレーキなどこだわりがでてくるので、自分の好みでカスタムしていってください。
ロードバイクと一緒にそろえたい装備を紹介
ロードバイク用の空気入れを購入しよう
ロードバイクやクロスバイクの特徴の一つとして、タイヤの空気圧の高さが挙げられます。
通常の自転車よりも高い空気圧にするために特別なバルブを採用しているため、普通の空気入れではタイヤに空気を入れることがっできない場合があります。
バルブには米式・英式・仏式などがあるので、購入前に自分の自転車のバルブの型式を把握しておいてください。
おすすめは空気圧を確認できるゲージ付きのものです。
旅に出るなら輪行袋を用意しよう
先ほど紹介したように、ロードバイクでの旅の魅力のひとつが、”輪行をつかった旅”です。
ロードバイクと電車を組み合わせることで行動範囲が大きく広がるので、行ける場所と楽しみが大幅にアップします。
輪行袋に入れることで、電車に乗り入れることができるだけでなく、宿泊施設の中におくこともできるので、盗難の不安も軽減することができます。
自転車用スタンド
ロードバイク、クロスバイクの多くには、重量をできるだけ軽くする、分解・組み立てをしやすくする、という特徴を活かすために、普通の自転車についているスタンドがありません。
そのため駐輪のさいはガードレールや柵に寄り掛かるように停めることが多いのですが、自宅での保管やタイヤ交換の際に自立できるようにスタンドがあると便利です。
おすすめのアクセサリーを紹介
速い、軽いと移動手段として便利なロードバイク、クロスバイクですが、いろいろなアクセサリーを装備してカスタムできる、という魅力もあります。
せっかくの愛車ですから、さらに使いやすいように、もっと便利になるようにカスタムしていってください。
おすすめの装備の紹介記事はこちら。
まとめ
ロードバイクというと高級品であったり、趣味のもの、というイメージが強いかもしれませんが、ママチャリとたいして変わらない値段で購入することができます。
一人暮らしを機に新しく自転車を購入する、という方には、行動範囲が広がりカスタムの自由度が高いロードバイクをおすすめします。
新生活を始める方以外にも新しく趣味を増やしたい、運動を日常的に行いたい、という方にもおすすめです。
Grandir(グランディール) ロードバイク 700C シマノ21段変速[サムシフター] 2WAYブレーキシステム搭載 フレームサイズ470 Grandir Sensitive ホワイト [470]