生活をしていたら必ずでてくる洗濯物。最近では洗濯機でそのまま乾燥を行えるものが増えてきていますが、そのほとんどは大型のもので、一人暮らしをしているお家には置きにくかったりします。
そこで多くの方は洗濯物を干して乾かしていることとおもいますが、今回はそんなときに欠かせないハンガーについて紹介していきたいと思います。
ハンガーなんて、解説されるまでもなく皆さんご存知かと思いますが、実はハンガーも日々進化をとげていて、いまではたくさんの種類が存在しています。ここでは、そんなハンガーの一部を紹介していきたいと思います。
目次
ハンガーを選ぶ際のおすすめポイント
同じ形のもので揃える
衣類をかけるときはもちろん、使わずにまとめて置いておく際にハンガーの形がバラバラだと、かさばってしまい余分なスペースをとってしまいます。見た目の面でも同じ形のものがそろっているとスッキリしていて快適です。
購入時はまとめ買いをすることをおすすめします。ハンガーは消耗品で折れるなどして数を減らしていきます。そんなとき、予備があると助かります。また、足りなくなって追加で購入するときは、同じ形のものを買うのはもちろん、不足分だけを買うのではなく、大目に同じものを購入することをおすすめします。
用途別に使い分ける
ハンガーには様々な種類や材質のものがありますあが、使用時にとくに注意したいのは、室外か室内で使うかです。プラスチック製のものの中では直射日光に弱く、すぐに劣化して割れてしまうものがあります。
また、室外で使うときは風の影響を強く受けてしまうので、そちらも考慮しなければなりません。風でずれて洗濯物が固まってしまうと渇きにくくなってしまいます。屋外で使用することを想定しているときは、ずれにくいフックのものや、すっかりと挟み込めるものをおすすめします。
購入時には、用途に合ったものかどうかを見るよう気を付けてください。
いろいろな形のハンガー
滑らないハンガー
まずはスタンダードな形のものからご紹介。形はシンプルな普通のハンガーですが、様々な工夫がされているものが増えてきています。
滑らないハンガーとは、衣服をかける部分がモコモコしていて、衣類が肩の部分からずり落ちてしまのを防いでくれるハンガーです。最近ではホテルなどにも置かれていてしばしば目にすることも多いのではないでしょうか。
このタイプのハンガーは1つ1つが薄めでスペースをとらないこともおすすめポイントで、また、洗濯バサミを使いたくないような衣類をかけるときに重宝します。跡が残りやすく、しわになりがちなシャツなどをかけるのに最適なほか、重さがあってずれやすいスーツ用にもおすすめです。
パーカー用ハンガー
洗濯物を干していて、パーカー類が乾きにくいと感じたことはないでしょうか。パーカーは生地が厚めのものが多く、とくにフードの部分がどうしても重なってしまい、乾くのに時間がかかってしまいます。
そんなときに活躍するのが、パーカー用ハンガーです。フード部分を広げて干すことができるので、通常よりも早く乾かすことができます。また、多くの商品が折りたたむことが可能なので、使わないときでもかさばらず余分なスペースをとることがありません。
まくら用ハンガー
頭や身体と密着しているので、汗やニオイが気になる枕。大きく厚みがあるのでなかなかいままで干せなかったかもしれませんが、まくら用のハンガーを使えば、どこかに立てかけたり、寝かせたりする必要がなく、湿気を飛ばしながら、日光に当てることができます。
ジーンズ用ハンガー
なんだそれは。という方もいらっしゃるかと思いますがこれまた以外と便利なやつ。普段なかなか洗濯しにくいジーパン。そしていざ洗濯したらしたで、乾くのにかなり時間がかかってしまいます。そんなときに活躍するのがジーンズ用ハンガー。
その名の通りジーンズを乾かすためのハンガーで、4つの洗濯ばさみでジーンズの口を広げるようにして干すことができます。ジーンズに限らずずパンツ系は乾かすのに時間がかかってしまいがちなので、これが2,3本あると便利です。
まとめ干しハンガー
どの家庭にも1つはあるであろうピンチ(洗濯バサミ)がたくさんついたハンガーです。下着や靴下、ハンカチなどを干すのに重宝するので、まだ持っていない方は一つ持っておくとよいと思います。
購入時の注意として、こちらは広げると大きなスペースを取ってしまうため、ご自身の洗濯物を干すスペースに合ったものを選ぶようにしてください。
また、とめるためのフックが1つのものと複数あるものがあり、1つのものは小スペースだが回転してしまう。フックが2つのものはスペースをとるが安定する。とメリットとデメリットがあるので、そちらも考慮してください。
引っぱリンガー
洗濯物を1秒で取りこめるまとめ干しハンガー
このハンガーの一番の特徴は、洗濯物をまとめて引っぱって外せることです。洗濯物をまとめてつかんで下に引っ張るだけで、まとめて洗濯物をハンガーから外すことができます。
通常の洗濯バサミ(ピッチ)だと、無理やり引っ張って外すとピッチに負担がかかり割れたり欠けたりするなど破損の原因になりますが、”引っぱリンガー”はピッチの先の部分がローラーになっているので、引っぱって外しても負担をかけることなく外すことができます。
いままで一つ一つ外していて、時間がかかっていた洗濯物の取り込み時間がわずか1秒に短縮されます。
お値段4,002円
ハンガー本体は15年保証と驚きの長期保証です。劣化してしまうピッチ部分は別売りで交換できるので長く使用することができます。
洗濯バサミも一緒に揃えよう
ハンガーからずり落ちたり、シャツなど形が崩れたら困るものを干すときに洗濯バサミが必要になります。目安としては、ハンガーの数×2個です。少し多めに感じるかもしれませんが、劣化で壊れてしまうことを考えると、少し多めに揃えることをおすすめします。
用途に合わせていろいろな洗濯バサミを選ぼう
タオル用に大きな洗濯バサミを使おう
タオルなど、ハンガーではなくパイプなど太めの部分にかけるときにずり落ちを防ぐなど、なにかと役に立つ大き目の洗濯バサミです。それほど使用機会は多くないので、10個以下で十分足りると思います。
布団干し用の洗濯バサミ
湿気やダニなど、気になってしまい布団を干す予定がある方におすすめなのが、布団干し用の洗濯バサミです。布団をそんなに何枚もいっぺんに出すことはないと思うので、2個組1つで十分だとおもいます。
便利なエアコンハンガーで省スペースで素早く乾燥
スペースの限られた一人暮らしの部屋では、ハンガーの干し所が制限されがちです。限られたスペースをできるだけ広く使うための便利グッズが、エアコンハンガーです。
エアコンに引っ掛けるように設置でき、これだけで即席のハンガー掛けのできあがりです。耐荷重は5kgと濡れたジーパンをいくつもかける、という使い方はできませんが、シャツや下着などなら問題なくかけることができます。
また、エアコンハンガーは、エアコンの風を受ける位置に洗濯物をかけることができるので、洗濯物を早く乾かすことができます。天気が悪く部屋干しが多くなる季節にはとくに役立ちます。
まとめ
一人暮らしを始めるにあたってハンガーの購入を考えている方は、外干し用に10~20本、室内用に20~30本を目安にしてみてください。衣装持ちの方はご自身の持っている衣類の数に応じてさらに上乗せしてください。
また、追加で書いたそうとしている方や新しい形のハンガーの購入を検討されている方は、必要分だけきっかり買うのではなく、少し多めに買うことをおすすめします。