思い出を映像に残すために欠かせないビデオカメラですが、いろいろな種類や機能があってどうやって選んだらいいか迷ってしまうことが多いです。
管理人もこのたび初めて購入したので、そのときに役に立った機能を中心におすすめのビデオカメラを紹介します。
ビデオカメラの需要はますます伸びている
スマートフォンの影響でビデオカメラの需要がアップ?!
スマートフォンできれいな写真や動画を撮ることができるようになりましたが、デジカメやビデオカメラの需要はまだまだ高いです。というより、動画撮影が身近になったことで、よりきれいな動画を求めてビデオカメラの需要が増しているようです。
普段の数分間の撮影はスマートフォンで、特別なシーン・行事ではよりきれいで鮮明に、さらに望遠もできるカメラや、きれいな動画を長時間撮影可能なビデオカメラを使うという方法がよくとられています。
ビデオカメラの強みはなんといっても、高画質の動画を長時間撮影が可能なことです。結婚式などの行事や催事を丸ごと撮影しようとすると、数時間必要なのでスマートフォンでは容量が足りません。
普段の思い出はスマートフォンに、結婚式など大きなイベントのときはビデオカメラでがっつり思い出を動画に残しましょう!
ビデオカメラはこんなシーンで大活躍!冠婚葬祭の思い出を映像で残そう
- 結婚式
- 葬式・法事
- お盆や正月
- イベント・行事
結婚式はわかるけれど、法事や正月?と思われるかもしれませんが、なかなか家族や親戚がそろうことが少なくなった最近では、そういった場は貴重な親戚が集まる機会です。
そのときの様子というのはその場ではなにげないやりとりでも、振り返ってみるといい思い出になっているもので、動画があると思い出話が一層盛り上がるのでおすすめです。
これだけは押さえておきたい!初心者にもやさしいおすすめ機能を紹介
手ブレ防止/補正機能は必須
もはやビデオカメラに必須といっていい、手振れによる画面の揺れを直してくれる手振れ補正機能です。
三脚などで固定してずっと定点で撮影できる環境ばかりならあまり必要ではないのですが、ビデオカメラはやはり手に持って撮影することが多いので手振れ補正は是非とも欲しい機能です。
最近の主流は5軸補正で、上下左右のズレに加え縦回転・横回転さらには水平方向の回転の5方向のズレを検知・補正してくれます。
カメラと違って撮影したものをその都度確認するわけにはいかないので、撮影中に自動で補正してくれる機能があると大変便利です。
明るさ自動調整/オートフォーカス機能も是非抑えておこう
撮影環境の明るさの変化に合わせて画面の明るさを自動で調整してくれる明るさ自動調整機能も是非ほしい機能です。
室内の照明の切り替わり、屋外の影と日向の変化などで周囲の明るさは目まぐるしく変化しています。私たちの目はその変化に合わせて瞳の絞りを変えているのですが、それと同じ役割をしてくれるのが、明るさ自動調整機能です。
とくに室内で行われる結婚式は、式場の暗転やスポットライト、ビデオレターなどを映すプロジェクターなど、大事なところで明るさが大きく変化するので明るさ自動調整機能は必須です。
大事なシーンが真っ暗で撮れていない、という事態にならないためにも明るさ自動調整機能も抑えておきましょう。
また、カメラと違って常に映像を撮り続けているので、手動でピントを合わせ続けるのは不可能です。そのため、自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス機能も必須機能です。
明るさ自動調整機能もオートフォーカス機能も最近のビデオカメラに標準的に装備されていますが、一部旧機種にはなかったり不十分だったりするので注意してください。
撮影者のボイスカット機能はあると便利
この機能はあまり馴染みがないかもしれませんが、実際に使っていて便利だったので紹介します。
動画やビデオカメラ、ボイスレコーダーなどで録音したことがある方は経験があると思いますが、ビデオカメラの撮影者の声はカメラに近いので周囲より大きく録音されていまいます。
しかも、撮影者は画面に映っていないので見えない人の声が大きく聞こえてしまうのでかなり違和感を感じることになります。
インタービュー形式で撮影者が話す場合はもちろん、なるべくしゃべらないようにする、というのもなかなか難しいです。
というのも、頼まれていく現場ならまだしも、結婚式や運動会などに参加する撮影者の周りには知り合いがいっぱいいますし、その場で久しぶりに会って言葉を交わすこともあるでしょう。また、拍手や言葉を投げかけたくなるシーンはそういう行事では必ずでてくるので、完全に無言でいるというのは非常に難しいです。
そういうときに便利なのが、撮影者のボイスを小さくしてくれるボイスカット機能です。周囲の声と同じくらいのボリュームに自動で調整してくれるので、再生したときに自然な感じに仕上がります。
ちなみに管理人が使っているビデオカメラ、ソニーのCX680は本体横のボタンでボイスカット機能のオン・オフを切り替えることができます。
基本的には撮影中はこの機能はずっとオンでいいかな、と感じてます。
内部メモリーは大きいほど管理が楽
撮った動画や画像を保存するためにはメモリーが必要ですが、ビデオカメラ本体のメモリーとSDカードなど外付けのメモリーがあります。
極論を言えば足りなかったらどんどんメモリーカードを入れ替えていけばいいのですが、内部のメモリーとメモリーカードと混同してしまったり、どのメモリーカードに保存したかわからなくなってしまいます。
本体にたくさん保存できると管理が楽なので、長時間(結婚式など)の撮影を想定している方は、64Gほど(最低でも32G)の本体メモリのあるビデオカメラがおすすめです。
結婚式の撮影を成功させるためにおすすめの機能を紹介
ビデオカメラの需要がもっとも高いのは結婚式での撮影です。
結婚式をうまく撮影するために必要な機能と、その機能がどういったシーンで活躍するのかをこちらで紹介しています。
おすすめのビデオカメラを紹介
SONY Handycam CX680
コンパクト&高性能でおすすめのビデオカメラ
管理人が今回購入したのが、このソニーのビデオカメラです。
絶対に押さえておきたい手振れ補正機能と明るさ自動調整機能があり、便利な撮影者のボイスカット機能に加え内部メモリが64Gもあります。
フルHDのきれいな動画を簡単操作で撮れるので、初めてビデオカメラを買う方や、久しぶりにビデオカメラを使う初心者の方に是非おすすめです。
その日撮った動画から自動でハイライトムービーを作ることもできるので、ビデオカメラ初心者はもちろん動画編集初心者にもやさしいビデオカメラです。
ビデオカメラ本体の操作面に関しても、撮影のスタート・ストップが一つのボタンでワンタッチ操作が可能なのも初心者にはうれしい作りです。基本的に電源を入れて撮影をスタート、ストップするだけ。オートで明るさやピントを合わせてくれます。
また、HDMIケーブルが本体と一緒に付属してくるので、とくに難しい操作の必要なしでテレビで撮った動画をすぐに楽しむことができます。
管理人自身も初めてのビデオカメラだったので戸惑うかと思ったのですが、問題なく使うことができました。初心者の方におすすめします!
Panasonic W585M
サブカメラでワイプ撮影可能なビデオカメラ
ビデオカメラに搭載されている、メインカメラと液晶パネル横のサブカメラの2つのカメラで同時に記録できる「ワイプ撮り」が可能なビデオカメラです。
正面のメインの被写体はもちろん、メインカメラで撮影しながらサブカメラで撮影者を撮ったり、スポーツなどの試合を正面から撮りながらとなりの観戦者を撮影する、なんていう使い方もできま、思い出とともに撮影する楽しさも広がります。
もちろん、絶対に押さえておきたい手振れ補正機能と明るさ自動調整機能があり、内部メモリが64Gもあります。
いろいろなシーン、撮り方を楽しみたい方におすすめです。
まとめ
ビデオカメラを選ぶときは、手振れ補正・明るさ自動調整機能は必須で、そこに撮影者のボイスカット機能や内部メモリの大きいものなどの付加価値を付け足しながら、予算と相談してみてください。
ぜひ動画をじゃんじゃん撮って思い出を動画に残していってください。