水道水をそのまま飲料水にすることはあまりありませんが、調理に用いたり、氷にしたり、洗い物に使ったりと、水道水と生活に強く結びついているかと思います。
水道水をそのまま使うのはなんだか不安だ、という方におすすめなのが浄水器です。今回はいろいろある浄水器の中でも。一人暮らしにあったものを紹介していきます。
目次
きれいな水の重要性
日本はインフラ整備が進んでいて、わたしたちは比較的きれいな水を水道から得ることができます。しかし、浄水設備やパイプの劣化、水源の枯渇など様々な要因で、安全性に疑問視されることもしばしばです。
また、住んでいる地域によっての水質の違いが気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこでなんらかの対策を自力でとって、自分の健康は自分で守ろうというのがこのページの主張です。あまり不安を煽るつもりはありませんが、やっておいて損はないでしょう。
水に含まれる塩素やカルキ、カビや錆びなどの不純物を取り除いて、安全安心な生活を送ってください。
浄水器を蛇口に取り付けよう
先述したように、水道水をそのまま使うのはなんだか不安だ、という方におすすめなのが浄水器です。
蛇口に直接取り付けるタイプが一番簡単で、これにはろ過式のものとカートリッジ式のものがあります。とりあえず水道管のサビなどの不純物、塩素のニオイが気になるのでろ過したい、という方におすすめです。
また、料理や飲料水として水道水を使わずにミネラルウォーターを常備しておいたり、浄水ポットを使って冷蔵庫においておく、という方法もあります。
選択肢はいろいろありますが、
- シンクと蛇口の間に十分なスペースの余裕がある場合は
⇒カートリッジ式の浄水器
- スペースの余裕がない場合は
⇒蛇口に直接付けるタイプの浄水器
- 飲料水が欲しい方は
⇒浄水ポット
を選ぶことをおすすめします。それぞれ特徴があるのでこれからひとつずつ紹介していきます。
お手軽!蛇口につける浄水器を紹介
蛇口に直接つけるタイプの浄水器で、活性炭や細かい粒子など何層かの層で水を濾すことができるタイプです。価格も500円前後~とお手頃で、数ヶ月から半年ほど効果が保証されているので、とりあえず付けるなら、このタイプのものをおすすめします。
このタイプのものの中には、蛇口をシャワーに切り替えられるものもあるので、浄水機能のほかに利便性も増すので、何もついてない蛇口をお使いの方は是非つけてみてください。
蛇口につける浄水器 その2 カートリッジタイプ
家庭でだいぶお馴染みになってきたカートリッジ式の浄水器。このタイプについて詳しく紹介していきます。
ミネラルウォーター450本分のきれいな水を作れる
カートリッジ式の浄水器は、初期費用ももちろんですが、カートリッジを定期的に交換しなければならず、高くついてしまうのではないか、思われている方も多いと思います。しかし、なんとカートリッジ1本で、約900L。2Lペットボトルだと450本分の水をろ過することが可能です。
水道水を調理に使いたくなくて、ミネラルウォーターを用いている方もいるかと思いますが、2Lのミネラルウォーターを1本100円だと考えても4万円以上しますよね。カートリッジ1本分でそれだけの水を賄えると考えると、かなり経済的ではないでしょうか。
高性能なろ過機能
今回は数ある浄水器の中でも”クリンスイ”のろ過機能をピックアップしてご紹介します。
まずはお馴染みの活性炭の層。この活性炭粒子にある微細な穴で、水道水のカルキ臭はもちろん、トリハロメタンまで吸着除去してくれます。
そして次に紹介するのは、クリンスイの心臓部である中空糸膜フィルターです。均一で細かいポリエチレン中空糸の壁面で、0.1㎛以上の粒子や雑菌、赤錆を除去します。
購入の際の注意点
蛇口のタイプによっては浄水器を取り付けられないことがあるので、購入の際によく確認してください。
<取り付けられない蛇口の例>
・蛇口の直径が小さすぎるまたは大きすぎる
・センサー式の蛇口
・蛇口とシンクが近すぎて、十分なスペースがとれないもの
ウォーターサーバー
こちらも家庭に広く浸透してきたウォーターサーバー。一人暮らしだとスペースがあまりとりにくいため、あまりおすすめできませんが、複数人での同居をされている方や、家族一緒に暮らしている方など、水をよく飲むシチュエーションご多い場合は設置してみるといいかもしれません。
きれいな水をいつでもすぐに飲むことができ、また、最近ではお湯もワンタッチで出すことができる商品もでてきているので、スペースに余裕のあるご家庭では、設置してみるといいかもしれません。
BRITA 浄水ポット
浄水ポットはいろいろなメーカーから販売されていますが、今回はその中からBRITAの浄水ポットを紹介します。
カートリッジ交換式のろ過機能
大きな特徴としては、カートリッジ式のろ過機能を搭載していて、ろ過した水をポットに溜めておくことができます。
どこにでも置けて、水道の形に左右されないので、カートリッジ式の蛇口を取り付けられないときに重宝します。料理用や飲料水として冷蔵庫に水を常備しておきたい方におすすめです。
豊富な種類で用途に合わせやすい
少量でいい方は容量の小さい1.4Lがおすすめ
浄水部分の容量が1.4Lで、ナヴェリア、リクエリ、マレーラCool、エレマリスCoolがあります。おおよそ、順番に値段が上がっていきます。いずれもカートリッジの交換期間は2か月です。
以下に簡単にそれぞれの特徴をかきます。
ナヴェリア:ひし形のデザイン、色も豊富
リクエリ:ほぼ真四角なデザイン
マレーラ:注水時の蓋の開閉が持ち手の親指で容易にできる
エレマリス:使用期間に加えて、使用量もモニターして交換期間を教えてくれる。注水時に蓋が自動開閉する
容量の大きい2.0Lがいろいろな用途に使えるので便利
浄水部分の容量が2.0Lで、アルーナ、マレーラ、エレマリスがあります。おおよそ、順番に値段が上がっていきます。いずれもカートリッジの交換期間は2か月です。サイズが幅25cm、奥行15cmと大きく、冷蔵庫に入れようとすると少しスペースをとります。
以下に簡単にそれぞれの特徴をかきます。
アルーナ:注水時に蓋を外す必要あり、安い
マレーラ:注水時の蓋の開閉が持ち手の親指で容易にできる
エレマリス:使用期間に加えて、使用量もモニターして交換期間を教えてくれる。注水時に蓋が自動開閉する
BRITAの浄水ポットについての詳しい紹介記事はこちら
まとめ
とりあえずいますぐに浄水したい、という方には、簡単に安く取り付けられるタイプの浄水器を、日常的に浄水したい、ミネラルウォーターの代わりとして水道水を使いたい、という方にはカートリッジ式の浄水器をおすすめしたいと思います。
また、複数人が頻繁に飲料すような家庭やオフィスなどで、スペースが許すのであれば、大きな浄水ポットをおいてみたり、ウォーターサーバーの設置を検討してみるのも一つの手段だと思います。