一人暮らし、とくに大学生の脚として大活躍の原動機付き自転車(原チャ)。便利な原チャを乗り回すために必要なバイク用品を紹介していきます。
保険には必ず加入しよう
原動機付自転車の運転には免許はもちろん、自賠責保険の加入が必要です。正規の販売店ならばもろもろの手続きと合わせてやってくれるところが多いのですが、先輩から譲ってもらう場合などは自分で行う必要があります。
自賠責は必ず入らなければならない保険です。未加入で運転していた場合、免許の停止や罰金が科せられるので忘れず加入しましょう。
セブンイレブンに設置されているマルチコピー機で24時間発行が行えます。その際、あらかじめネットで予約しておくとスムーズに手続きを行うことができます。
ヘルメットはジェットヘルメットがおすすめ
ジェットヘルメットとは頭から側面まで保護してくれるヘルメットです。バイク用のヘルメットは他に、頭の部分だけを守る半ヘル、頭から側面、顎まで守ってくれるフルフェイスのヘルメットがあります。
原付のイメージとしては半ヘルが一般的かと思いますが、個人的にはおすすめできません。コンパクトで収納しやすく軽くてかぶりやすい、と利点は多いのですがいかんせん防御力に不安があります。
原付ではスピードは出さないので、そこまで防御力が必要なのかと思うかもしれませんが、実際乗ってみると自分より何倍も大きい車やトラックが猛スピードですぐ脇を通り過ぎていくのでかなり怖いです。
また、半ヘルは顔が丸出しなのでかなり寒いです。雨風や虫もダイレクトにあたるるのでかなり不快な経験をすることもしばしばあります。なので、シールドがあるジェットかフルフェイスのヘルメットがおすすめです。
とはいっても原付の良さは手軽さとそのフットワークの軽さです。また、防御力が増すごとに通気性が下がるので夏場は暑くなります。そこで季節によっては半ヘルもありではないかと思えるときがあります。
結局、手軽さと解放感と安全面と防御力のどちらに重点を置くかということになるので、真ん中のジェットが無難でおすすめ、ということになります。
おすすめのヘルメットは、値段がそれなりに安く、安全性がそこそこ高いOGK KABUTOです。ヘルメットは自分の身を守る大切な道具なので、安さを追求するのではなく、それなりの安全性を重視してください。
レインコートを常備しよう
マックレインウェア(MAKKU RAIN WEAR) DUAL ONE (デュアルワン) 耐久防水レインスーツ ウエア:マットイエロー/パンツ:グレー LL AS-8000
突然の雨に対する対策はバイクに乗るなら必須です。
原付ならば通常のレインウェアでもぎりぎりなんとかなる場合もありますが、通常よりも速度が出ている分、また、周りからの水しぶきが大きい分普段より浸水しない装備にする必要があります。
そこで活躍するのがバイク用のレインウェア。通常のものよりも浸水しにくい仕様になっているため中に着ている服が濡れる心配がありません。
厳密には耐水の規格や基準があるのですが、原付での使用ならばバイク用のレインウェアなら大抵どれでも問題はありません。
コンパクトに折り畳んで収納できるものを選んで、原付のシート下に常にいれておきましょう。
まとめ
原動機付自転車はその手軽さから軽く扱われがちですが、命にかかわることなので、安全面に十分配慮し、交通ルールを順守して運転するよう心掛けてください。