一人暮らしを始めて、やる気をだして自炊をしようと思っていても、思った通りの料理が作れなかったり忙しかったりで、自炊を断念してしまうことがよくあります。
今回は自炊を長続きさせるためのコツを紹介していきます。
目次
自炊を断念してしまうパターン紹介
自炊を長続きさせるコツの前に、失敗しやすいパターンを紹介していきます。これから自炊を始めようとしている方は、特に気を付けてください。
トップページでも紹介していますが、自炊は行うにあたって躓きやすい障害が多く、断念してしまう方が多くいます。そのパターンを把握して、陥ってしまわないようにしましょう。
自炊を始める前に躓いてしまうパターンを紹介
思っていたよりおいしく作れない
自炊をやめてしまう原因として、おいしく作れないということがあげられます。
レシピを見ても、出来上がりがなにか思っていたのと違ったり、味が好みでなかったりすることがあります。
思っていたよりお金がかかる
調理器具や調味料、食材の初期投資に思ったより費用がかかったり、一食分だけの食材を揃えられずに余分に買ってしまい、余計なコストがかかる、ということがあります。
分量をうまく調整できなくて余る・足りない
自炊を始めたなりは分量がわからなくて、調味料や野菜などを持て余し、場合によっては腐らせてしまうことがあります。
とくに野菜などは一食分だけの分量の食材を扱っているところが近くにないと、自分で小分けにして管理しないといけなくなり、自炊初心者には少し高いハードルです。
自分でわざわざ作らなくてもどうとでもなる
外食産業が盛んになり、お店が多く出店されるだけでなく、24時間開いているコンビニエンスストアの台頭など、自分で料理をしなくてもご飯に困らない現状が自炊をする必要性を減らしているのが、自炊をしなくなっていく原因の一つにあげられます。
とくにコンビニは24時間いつでも開いている、という利点だけでなく商品の回転率が早く、新商品やリニューアル品が頻繁に出されるので、なかなか飽きさせません。これが、コンビニ飯でいいか、という思考を後押しします。
自炊を長続きさせる方法を紹介
写真を撮ってSNSにあげよう
お手軽なのは、自分で作ったものを写真に撮ってSNSなどにあげることです。TwitterたInstagramなど、スマホで撮ってすぐにあげられるツールが手元にあるので、新しいものを買う必要がなく、手軽に行えます。
写真のように、肉単体ではなく付け合せのマッシュポテトを添えるようになったり、ソースを工夫したり、お皿にこだわりだすと、より料理が楽しくなります。
写真を撮って公開することの大きな利点は、見た目に気を使うようになることです。人に見せるのだから、と料理の彩りや配置、盛り付けに気を使うようになり、自然と料理の完成度が上がっていきます。
また、同じようなものばかりではなく新しいものに挑戦もするようになったり、お互いの料理に刺激し合って、コミュニティー全体の料理のクオリティーやレパートリーが増える、なんてことにも繋がります。
ただし、一部では料理の見た目の派手さや奇抜さにこだわってしまって、味に気を付けなくなることがあるようなので、そういったことはないように気をつけてください。
自分の好きなものを作ろう
自分の好きなもの、食べたいものを作る。これこそが、自炊の醍醐味と言ってよいでしょう。
テレビや街角でみかけておいしそう、と思った料理だったり、これが食べたいと頭に浮かんだものを作るのがモチベーションを保つ上で重要です。
また、自分の食べたいと思ったものを食べることが一番健康的な食生活だという考えもあり、長寿の要因にも挙げられるくらいなので、自分の食べたいものを自分で作って食べる、ということはいいこと尽くしです。
安さ・おいしさを追求しよう
自炊を行うきっかけとして、外食より安く済ませたい、があると思います。ならば、それを追求するのをモチベーションにするということをおすすめします。
飲食店の料理の原価率はおおざっぱにいうと、20~40%です。つまり自分で作ってしまえばお店で食べる値段の4割ほどの値段で作ることができます。もちろん、いきなりお店の味に匹敵することは難しいので、頻繁に自炊をすることで、クオリティーを高めていく必要があります。
また、安く作ろうと心がけていると、買い物の際に分量に気を付けるようになったり、余った食材で料理を作るようになったりして、食材を無駄にしてしまうことが少なくなる、というメリットもあります。
お店より安くおいしく作る、という目標をもつと、モチベーションを保って自炊を行うことができます。
新しいものに挑戦しよう
自炊のモチベーションを保つために、新しいことに挑戦していく、ということをおすすめします。
新しい調理器具を買ったからそれに合った料理をする、新しい調味料を使う料理を作ってみる、などいままで行ったことがない料理をするのは楽しく、いつもよりやる気がでることが多いです。
また、そうして新しい料理をどんどん試していくうちに自然と作れる料理や得意料理が増え、自身のスキル向上にもつながります。
簡単な料理から始める
料理そのものに抵抗があり、料理は難しいもの、という認識が強い人はごく簡単な料理から始めることをおすすめします。
とにかくやってみて、簡単なものでも数をこなし経験値を高めることで、自然と自炊に対する抵抗が薄れ、長続きするようになります。
ごく簡単な料理を紹介しているので、こちらの記事を参考にしてみてください。
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まとめ
自分が楽しいかどうか、です。外食や安く買える惣菜で済ませるのは悪いことではありません。
自炊の始めるきっかけとして、必要にせまられたり、作りたいものがあったりしたときにやってみて、そこから楽しさを見つけたり、自身のスキルが向上して手早くできるようになることで、継続していくようになります。
一人暮らしを始めたのだから自炊をしなければならない、という強迫観念で料理をするのではなく、作ってみたいものがある、などモチベーションがあるときにこそ自炊を実践していってください。