一人暮らしを始めるとき、栄養バランスのとれた食事ができるか、偏った食事にならないか、と不安になる方が多いかと思います。
しかし、自炊は逆に好き嫌いや偏食を直す大きなきっかけとなることがあります。今回は、デメリットばかりが注目されがちな一人暮らしの食生活のメリットを紹介します。
いろいろ不安に思うことの多い一人暮らしですが、事前に「こういうこともあるのか」と把握して心に余裕をもって一人暮らしをスタートしてください。
目次
好き嫌いが減る!一人暮らしの食生活の実態
身体が栄養を求めるようになる
一人暮らしをしてみて驚いたのが、大の野菜嫌いだった自分が自ら野菜をスーパーで買うようになったことです。
実家でも全く食べない、ということはありませんでしたが、好き嫌いが多く好んで食べようとは決してしていませんでした。そんな自分がスーパーで千切りキャベツを買う、白菜満載の鍋を好んで作るようになる、などそれまでは考えられない食生活をするようになりました。
どうしてそのように変わったかというと、急に野菜が食べたくなった、からなんです。簡単な肉料理や、外食でラーメンばかりを食べていたとき、急に野菜が食べたくなってコンビニでサラダを購入。これがきっかけでときどき自主的に野菜を摂取するようになりました。
いまでも好き嫌いは多くあるものの、以前と比べて格段に野菜をよく食べるようになりました。おそらく、人間の本能が足りない栄養を補うべく指令を出しているんじゃないでしょうか。
普段吉野家で大盛りの肉ばかり食べていた友人がときどきサラダを追加したりするようになったなど、この現象はどうやら一人暮らしあるあるのようです。
いろいろな料理に出会うチャンス
一人暮らしをする、というときこれまでと大きく生活環境が変わることが多いと思います。とくに社会人、大学生になったときは大きく環境が変わります。
環境が変われば付き合いも変わるのでこれまでいったことないお店に行き、初めての料理に出会うことも多くあります。
そこで自分の好き嫌いが変わったりして偏食が解消されることがあるので、出された初めての料理はとりあえず口にするようにしてみたください!
いろいろな食材を使いたくなる
自分で実際に料理をするようになると、いろいろな食材を使いたくなるようになります。
はじめのころは自分が食べたいもの中心に、レシピを見ながら作るのですが自分が嫌いなものや高い食材は抜かしがちになります。しかしそうして作った料理はなにか物足りないものになることが多いです。
それもそのはず、人気の料理というのは長い時間をかけて改良されてきたので、思いつきや嫌いだからで省いてしまうとバランスが崩れてしまいます。
しかもそのバランスは栄養だけではなく、食感や彩りなども考えられています。よりおいしいもの、バランスのとれたものを追い求めるとそれまであまり食べてこなかった食材を料理に取り入れるようになります。
「どうやって野菜を摂取したらいいかわからない」、という方は普段の食事にコンビニのサラダを追加する、朝食と一緒に野菜ジュースを飲む、などが手軽でおすすめです。
一人暮らしの自炊をはじめる前に
自炊を長続きさせるコツを紹介
一人暮らしの自炊は長続きしない、挫折しやすいとよくいわれています。ほとんど知識がない状態でいきなり料理をする、というのはとてもハードルが高いので仕方がないかと思います。
必要に迫られて仕方なく、ではなく目的や楽しさを見出しながら料理をすると自炊が長続きしたり、料理にはまったりします。
自炊を長続きさせるコツはこちらで紹介しています。
自炊に欠かせない調理用品をそろえよう
自炊で躓く原因として、何から用意したらいいかわからなくてそもそも自炊を始められない、ということがよくあります。
そこで一人暮らしを始めるときにとりあえず用意するべきものをまとめたので、是非こちらの記事を参考にしてください。
<一人暮らしにおすすめの家電>
一人暮らしの調理家電の”三種の神器”である、冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトル、があればとりあえず生きていけます。
自炊を積極的に行っていこうと考えている方は、IHクッキングヒーターや、炊飯器、トースターなどもおすすめです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
<一人暮らしにおすすめの調理器具>
料理をするならフライパン、包丁、まな板はまず欠かせません。
そこから片手鍋や小さ目のフライパン、鍋やクッキングバーナーなど自分の料理の幅を広げるように買い足していってください。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
まとめ
一人暮らしをはじめるときに感じる不安感。それに対するアドバイスは意外となんとかなる、です。
一人暮らしでいろいろな刺激に触れることでもまれて、自分の殻を破るきっかけを得ることも多いので、是非いろいろ吸収していってください。