単に体重を測るだけの体重計に、いろいろな機能を付け足した体組成計。
ただ体重を測るだけで終わらない体組成計の中でも、医療機器メーカーであるオムロンの体組成計を紹介していきます。
目次
体重計はここまで進化した
体組成計(体脂肪計)と体重計の違い
”体組成計”、というワード自体に聞き覚えのない方がいるかと思いますが簡単にいうと、体重を測る目的のものが体重計、体重以外にもいろいろ測定できるものを体重計と区別するために体組成計と呼ばれています。
”体組成”とは、筋肉・脂肪・骨など身体を構成する組織のことです。昔は健康管理の指標が体重くらいしかなく、体脂肪率などその他のものについては気軽に測定できる機会もありませんでした。
しかし、目に見えない部分の脂肪について知ることは、肥満の予防や改善をはじめとした健康管理を行ううえで欠かせません。最近の健康に対する意識が変わったこともあって体脂肪計が登場し、さらに付加機能がついた体組成計が開発されました。
体脂肪と一口にいっても皮下脂肪か内臓脂肪かによって対処方法や変わりますし、ダイエットや身体造りのためには筋肉量の把握も欠かせません。
こういったいろいろな体組成を知ることで自分の身体の状態を把握することができ、日々の健康管理はもちろん、無理なくダイエットや身体造りに励むことができるようになります。
体組成計で測定できるもの
世間の健康志向の要望を叶えるべく、体組成計で測定できる項目は多岐にわたります。体組成計で測定できる項目を以下に列挙すると・・・
- 体重
- 体脂肪率
- 体脂肪率判定
- 基礎代謝
- BMI
- 骨格筋率
- 骨格筋率判定
- 内臓脂肪レベル
- 内臓脂肪レベル判定
- 部位別皮下脂肪レベル
- 部位別皮下脂肪レベル判定
- 体年齢
- 前回値メモリ
多いですねー。体組成計は測定できる項目の多さはもちろん、データの比較や蓄積などデジタルならでの強みが発揮されているのが魅力です。
自分の身体の変化を、見た目だけでなく数字としても実感できモチベーションや目標を持ちやすくなります。
おすすめのオムロンの体組成計
オムロンの体組成計 HBF-214
HBF-214で測定できる項目
体重、体脂肪率、体脂肪率判定(4段階)、基礎代謝、BMI、骨格筋率、骨格筋率判定(4段階)、内臓脂肪レベル、内臓脂肪レベル判定(3段階)、体年齢、前回値メモリ(個人データ4人分とゲスト分)を測定することができます。
測定可能体重は、0~135kgで、0~100kgを100g単位で、100~135kgを200g単位で測定できます。対象年齢は10~80歳で、体年齢や内蔵脂肪レベルの判定の対象年齢は18~80歳になります。
お値段2,480円
Amazonの体組成計で一番人気のモデルになります。体組成計で測定したいほとんどんの項目が測定でき、値段も手軽な2,480円です。
本体がフラット(薄さ28mm)で使い勝手も収納もスマートにでき、汚れた際の手入れも簡単です。隙間やちょっとしたスペースに置いておくことができるので、置き場所にも困りません。
本体の色はホワイト、ピンク、ブルー、ブラウンの4色から選ぶことができます。
ハイスペックな体組成計 HBF-701
HBF-701で測定できる項目
体組成計で測定したい基本的な項目である、体重、体脂肪率、体脂肪率判定、基礎代謝、BMI、骨格筋率、内臓脂肪レベル、内臓脂肪レベル判定、体年齢に加え、部位別皮下脂肪率、部位別皮下脂肪率判定、部位別骨格筋率、部位別骨格筋率判定を測定することができます。
体重は100g単位、体脂肪率は0.1%単位、皮下脂肪率と骨格筋率を全身・両腕・体感・両脚と部位別に測定でき、一般的な体組成計よりもより詳細に体組成を知ることができます。
また、HBF-701の大きな特徴は「MY基準日」機能でダイエットや身体造りのサポートをしてくれることです。測定日の体重と皮下脂肪率、骨格筋率の変化のバランスから、それぞれ2段階の「良好」と「維持」「注意」の計4段階でダイエットの進捗状況を判定してくれます。
ダイエットは単に体重を落とすだけでは成功とはいえません。ダイエットでもっとも大切なことは、余計な脂肪を落として体重を減らすことです。HBF-701は体重だけでなく、部位別の体脂肪率と骨格筋率からダイエットを適切にサポートしてくれます。
例えば、体重と皮下脂肪率が減り骨格筋率が増えていると。正しいダイエットが実行されているので、「良好」と表示されます。「全身」「両腕」「体幹」「両脚」の部位ごとにマイダイエット判定が表示されるので、気になる部位のダイエット進捗状況が簡単に確認できます。
お値段9,360円
HBF-701の大きな特徴はその測定方法で、ただ上に乗って測るのではなく上に乗って測定器を両手に持って背筋を伸ばした状態で測定します。そうすることで全身の様子をより正確に測定できるようになります。
通常の脚からのみでの測定だと、体内の水分量に測定値が大きく左右されてしまいます。その日の生活や測定する時間帯によっては前日と大きく異なる数値が出ることがありましたが、HBF-701のように両手・両脚から測定することでより正確な測定ができるだけでなく、身体の部位ごとに測定できるようになりました。
体重計としては少々高い9,360円ですが、本格的にダイエットや身体造りに取り組むならば部位ごとに詳細に測定できるのでおすすめです。
食事制限を助ける糖質カット炊飯器
ダイエット=食事を減らすという図式があげられがちですが、食事の減らしただけでは脂肪を落とすだけではなく、筋肉まで落としてしまいます。無理な食事制限は身体を壊してしまうことにもなりかねないので気を付けてください。
そこで活躍するのが、炊くだけで糖質をカットしてくれる炊飯器です。脂肪の元となる糖質を手軽にカットできるので、食べられる品目や品数が増えます。
厳しい食事制限は好きなものを食べられなくてモチベーションが下がりがちなので、主食である白米の糖質はダイエットの強い味方になります。
糖質カットできる炊飯器の記事はこちら。
筋肉を落とさず脂肪を落とそう
先ほども述べましたが、ダイエットで大切なのは体重をただ落とすのではなく、筋肉を落とさずに余計な脂肪を落とすことです。
そのためには適度な運動が欠かせません。そこで一人暮らしの方におすすめのエクササイズ、筋トレにおすすめの商品を紹介した記事があるので、こちらも参考にしてください。
まとめ
健康管理をする上で、自分の身体のことをよく知ることは欠かせません。健康志向の機運が高まる現代の需要に応えた、体重計の進化系である体組成計を是非使用してみてください。
体組成計の多くは電池式で、今回紹介したHBF-214とHBF-701は両方とも単三電池で稼働するので、体組成計を購入の際は単三電池の買い忘れがないよう注意してください。
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