親睦会やレクリエーションで人気のバーベキュー。初めてでも失敗しない方法や便利グッズを紹介します。
目次
事前に準備しておくもの
まずはバーベキューをしてもいい場所かチェック
幹事の方はとくに要チェック。せっかくのバーベキューなので、けちがつかないようにきちんと管理施設や自治体の許可をとることが必要です。
自宅や会社など、管理している私有地の敷地内なら問題ないのですが、大学構内や公園、キャンプ場、河原などは、その場所ごとに事前に許可が必要だったり、そもそも禁止されていることもあるので、事前にきちんと調べておいたほうがいいでしょう。
バーベキューコンロ
まずこれがなくては始まらないのがバーベキューグリルセットです。場所によっては貸出ししてくれることもあるので、持ち運びや片づけのことも考えて持っていくか借りるかしっかり下調べしておくとよいでしょう。
家庭や会社の備品として購入する場合は、しっかりした作りで頑丈なものを、イベントなどで1回きりや1シーズンのみの使用を想定している場合は、一台1,000円~3,000円以下くらいの安めで解体しやすいものをおすすめします。
炭、着火剤(固形燃料)
バーベキューに欠かせない木炭ですが、火をつけるのは少々大変な作業です。
一昔前なら新聞紙などに火をつけ、そこから小枝など燃えやすいものを足していって火を大きくして炭火をおこしていましたが、いまでは非常に便利な”着火剤”があります。
着火剤に火をつけ、その上に炭をのせておくだけでしっかり炭に火が付きます。あくまで着火剤は火をおこすために使うものなので、着火剤についた火で料理はしないでください。
固形やブロックだけでなく、ジェルの着火剤もあるので気になった方はぜひ試してみてください。
皿・コップ・箸
紙皿や紙コップ、もしくはプラスチックのコップなどがかさばらず、捨てやすいのでおすすめです。
野外でバーベキューをすると、箸を落としてしまったり、風で皿が飛ばされてしまう、なんてことがよくあるので、人数分ぴったりではなく、余裕をみて多めに用意することをおすすめします。
紙皿は平皿よりも、タレを入れてもこぼれにくい少し深さのあるものがおすすめです。
クーラーボックス
飲み物の保冷や食材の鮮度を保つのに便利なクーラーボックスは、バーベキューに必須のアイテムです。
自宅の庭先のバーベキューでも、いちいち冷蔵庫にとりに行くのは面倒なので、飲み物などの保冷にあると便利です。
冷えていない常温のペットボトルや缶などを、クーラーボックスで冷やしたいならば、時間がかかるので火おこしの前からクーラーボックスに水をはって、氷と一緒に早めにいれて冷やしておくことをおすすめします。
食材の下ごしらえ
お肉やウインナーなどは焼肉用のパックなど手頃な大きさで売られているので、そのまま焼いて問題ないのですが、野菜は下準備が必要です。
キャンプ場などでは調理台があったりする場合が多いのですが、公園や河原などでは調理できる場所を確保できないことがよくあります。
遠出するならば、野菜などは事前に食べやすいサイズに切って持っていくことをおすすめします。キャンプ場などを借りるときは、調理台や水道の有無を確認しておくとよいでしょう。
トング
トングは、調理用と炭用の2種類用意することをおすすめします。
バーベキューは生肉などを扱う都合上、箸とわけるのはもちろん、ふいに火が強くなって火傷をするおそれがあるので、少し離れて調理できるトングがあると安心です。
また、長い時間バーベキューをしていると炭火が弱くなってくるので、適宜木炭を追加する必要があります。非常に熱いので、炭用のトングは長めのものをおすすめします。
大き目のゴミ袋
はじめからゴミ袋を用意しておくと、後片付けが非常に楽になります。人数が多ければ多いほど片づけが大変なので、バーベキュー前に参加者にゴミ袋の存在を知らせておきましょう。
可燃と不燃。飲み物の缶やペットボトルなど分別は各自治体によって異なるので、幹事の方はこちらも要チェックです。自治体によってはゴミ袋が有料で指定されていることもあるので気を付けてください。
バーベキューにおすすめの便利グッズ
クッキングバーナー
火おこしに便利
バーナーの利点ですが、まず炭や固形燃料に火をつける際の「火おこし」に役に立ちます。
バーナーは、ライターや着火マンより火力が高く、また風の影響も受けにくいためバーベキューの準備で一番厄介な火おこしが非常にスムーズに行えます。
調理の幅を広げてくれる
野外で行われるバーベキューでは、調理方法はバーベキューコンロで焼くくらいしかなく、また火力の調整も困難です。
クッキングバーナーがあれば、局所的に高火力をあてることができるので、調理の幅が広がります。もう少し焼き目が欲しい、赤みが少し残っていて気になる、などというシチュエーションでも活躍してくれます。
家庭の料理の幅も広げてくれる
クッキングバーナーは火おこしやその場限りの調理に使う一発屋ではなく、自宅での料理でも活躍してくれます。
とくにIHクッキングヒーターが普及し、ガスコンロがない家庭では貴重な高火力の調理器具として役立ちます。魚の炙りや肉料理の下準備や仕上げ、焦げ目着けなど調理の幅が広がり料理がより楽しくなります。
クッキングバーナーについての詳しい記事はこちら。
アルミホイル
アルミホイルを何に使うかというと、「ホイル焼き」に使います。
バーベキューはたしかに楽しくおいしいイベントなのですが、調理が”焼く”のみなので単調になりがちです。自宅の庭先でする場合は、副菜を簡単に用意したりできますが、大人数だったり遠出するときはなかなかそうもいきません。
そこで便利なのが、アルミホイルでのホイル焼き。具材を包んで火力が強すぎないところに置いて後はおしゃべりしながら待つだけ。パサパサしがちなバーベキューには珍しいジューシーな料理を簡単に作ることができます。
・よく洗ったジャガイモに切れ込みを入れ、バターをのせる
・エリンギ、玉ねぎ、肉を一緒にいれる
・ホタテやエビ、イカなど海産物に醤油を垂らす
マシュマロ
もはやバーベキューの定番となったお菓子マシュマロ。遠目から火で炙ってトロトロにする食べ方でお馴染みですね。普段のもちもちした食感ではなく、トロッとした食感が男女問わず人気です。
一人一人が自分の好みの柔らかさにでき、みんなで作って楽しめるので、予算に余裕があるならばおすすめします。
ホームパーティー用に調理家電もおすすめ
バーベキューが行楽や親睦会で好まれるのは、みんなで調理過程を楽しみながらわいわい盛り上がれるからです。
調理の様子が見れる、というのは完成する料理への期待感を高めるので普段よりおいしく感じます。また、みんなで一つの卓を囲むという行為は親睦を深めるのに役立ちます。
そんなバーベキューに劣らない、自宅でみんなで盛り上がれるのがパーティー用調理家電です。普段あまり目にすることがなく、作る過程が見れるパーティー用家電は宅飲みやホームパーティーにおすすめです。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
バーベキューは、参加者みんなで楽しくおいしく盛り上がれるイベントです。事前準備をしっかりして、とことん楽しんでください。