一人暮らしで不安なのが、体調を崩してしまったとき。一人だと不安感もおおきいので、もしものときに備えて、一家に1つ薬箱を置くことをおすすめします。今回は薬箱にいれておくべきものを紹介していきます。
目次
救急セット・薬箱の中身は大きく分けて3つ
救急セット・薬箱の中に入れるものは大きく分けて3つです。
この3つを一つの容器にいれて、救急セットとして設置しておくと、いざというとき安心です。ここから、大きくこの3つにわけてそれぞれ解説していきます。
救急セット・薬箱の中身 外傷用
転んでしまったり、包丁やはさみで指を切るなど、傷を負うことがしばしばあります。一人暮らしをするような歳になってそんな怪我はしない、と思っている方は要注意です。怪我をしてしまった後に血を流しながら薬局に行く、なんてことにならないように、ある程度の怪我の処置ができるように備えておきましょう。
もちろん、ひどい怪我を負ってしまったときは無理に自分で処置せず、速やかに病院にいってください。
消毒液
まず傷を負ったときに患部に菌が入らないように必要なのが消毒液。
絆創膏
キズバン、バンドエイドなどとも呼ばれている絆創膏。患部が治るまで、外部からの刺激や菌が入らないにガードする必要があるので、これも消毒液と合わせて常備してください。
最近では傷跡が残りにくい絆創膏や、水にぬれてもはがれにくい絆創膏などもあるので、お好みに合わせて用意してください。
ガーゼ
絆創膏で覆えないような大きな傷や、固まりかけで水分が多い傷の保護に主に用います。
医療用テープ
汗や水などで濡れてもはがれにくく、またかぶれにくい素材で作られているテープです。ガーゼの固定など幅広く使えるので一巻置いておくと便利です。
救急セット・薬箱の中身 内服薬
風邪薬
咳や発熱など体調不良の原因で一番多い風邪。引き始めに対処できるように風邪薬を常備しておきましょう。薬局などで豊富な種類が購入できるため、自分のよくなりやすい症状や体質に合ったものを選んでください。
以前処方された薬が余っている場合は、一緒に保管しておくとよいでしょう。
頭痛薬・鎮痛剤
急な頭痛で身動きがとれなくなることがあるかと思います。一人暮らしで身動きがとれないのは非常に困るし危険なので、症状を緩和できるように頭痛薬や鎮痛剤を常備しておきましょう。薬局などで豊富な種類が購入できるため、自分のよくなりやすい症状や体質に合ったものを選んでください。
救急セット・薬箱の中身 その他
持病用の薬
持病の薬を所持している方は一緒に保管しておきましょう。
マスク
予防に普段から使えるのはもちろん、風邪をひいたときに、自身の菌を部屋にばらまかないようにする効果のほか、通院する際に他の菌をもらわないようにする効果もあります。常備しておくことをおすすめします。
体温計
熱が出ているんだから熱を測っても意味ない、体温計は必要ない、という猛者が友人にいましたが、自身の体調を管理するのに必要なのはもちろん、通院する際に自身の症状を正確に伝えることができ速やかに診察を受けることができます。
その他
はさみ
はさみは、ガーゼを切ったりテープを切るときに必要になります。普段使っているはさみでもよいのですが、衛生的な観点からと、もしものときに普段使っているはさみが見つからない、という事態を避けるために、救急セット用にはさみを一ついれておくとよいでしょう。
ピンセット
普段の手入れで、洗面所やポーチなどに保管している人は改めて用意する必要はありませんが、保管場所を定めていない方はこの機会に救急セットにまとめて保管しましょう。
爪切り
普段の手入れで、洗面所やポーチなどに保管している人は改めて用意する必要はありませんが、保管場所を定めていない方はこの機会に救急セットにまとめて保管しましょう。
アロエ軟膏
ひび、あかぎれ、切り傷の治りを早めてくれる軟膏を常備しておくことをおすすめします。しもやけや火傷にも効くので、常備しておくと便利です。
管理人おすすめの軟膏の紹介記事はこちら
いざというとき慌てないために
薬箱にいれて保管場所を固定する
体調を崩したときというのは普段よりパフォーマンスが大きく落ちます。そんなときに、薬や体温計を探すのに体力を使いたくはないので、普段からまとめて薬箱に管理し、いつも同じ場所に保管しておくとよいでしょう。
ゼリーを常備しよう
熱を出してダウンしてしまったとき、なにも口にしないと体力がどんどん落ちていってしまいます。料理をする気力なんてもちろんありませんし、そういうときに限って手軽に食べられるものがなかったりします。
そんなとき、一口で食べられる甘いゼリーは胃に負担をかけませんし、身体を動かす力をくれます。日持ちのするものも多いので、常備しておくともしものときに役に立ちます。
防災用の救急袋と一緒にしておく
災害用の緊急セットを用意し、一緒に保管しておくといざというときにとっさに行動できて迅速に避難できるようになります。救急袋について詳しくはこちらの記事をどうぞ。
普段から予防しよう
風邪を引いたときの対処も重要ですが、まずは風邪をひかないように予防することが大事です。疲れも取れてる健康維持法の一つである半身浴をおすすめします。
まとめ
体調を崩してしまったときにとっさに対応できるように薬を常備し、薬箱に保管し所定の位置に保管しておくことをおすすめします。
いざというときにもしっかり備えて、一人暮らしを安心して快適に過ごしてください。