調理器具もそろえて、いよいよ本格的に調理に入るというところで、なにから作ったらいいんだろう、と迷うパターンが多いです。
そんな方にまず手始めに作るならこういったものからやってみたらいいのでは、というものを紹介していきます。
本来、自炊って自分しか食べないので食べたいものを作るのが理想ですが、特に思いつかなかったり、作るのが難しかったり、というときや、新しい料理にチャレンジしたくなったときは、ぜひ参考にしてみてください。
本記事では食材、調味料、調理の際のポイントを簡単に紹介していきます。詳しい調理の手順や分量については、レシピ本やcookpadなどを参考にしてください。
自炊の理想は、食べたいものを自分好みで作っておいしく食べる、です。自炊をしていくなかで自分にあったものを見つけていってください。
今回は主菜となる一品、を中心に紹介していきます。
主菜となる一品
ごはんをすすめる主菜は欠かせません。その種類はたくさんあって、作り方も材料も様々です。
今回はその中でも材料がそろえやすく、工程がなるべく少なく簡単にできるものを紹介していきます。
豚肉の生姜焼き
主な材料
豚肉(肩ロース)、玉ねぎ
主な調味料
生姜焼きのタレ、(みりん、醤油、砂糖、生姜)
ポイント解説
比較的安価な豚肉を使って食欲をそそるように生姜で味付けする一品。特に変わった材料も工程もなく、生姜もチューブ式のものにすれば保存も効き、必要分だけ使うことができてお得です。
また、最近では”生姜焼きのタレ”として、タレそのものが販売されていて、豚肉を焼き、タレをかけて少し混ぜ合わせるだけで完成させることもできます。
皿に盛った後にレタスやトマトなどを一緒にそえると、彩りもよい生姜焼き定食の完成です。
挑戦してみよう
はじめは生姜焼きのタレや、レシピを見ながら調味料の量をそろえ、徐々に自分の好みに合わせて、最終的には目分量で作れるようになってください。
回鍋肉
主な材料
豚肉(バラ)、キャベツ、長ネギ
主な調味料
回鍋肉のタレ、(豆板醤、甜麺醤、醤油、酒、生姜など)
ポイント解説
野菜を切ってお肉と炒め、市販のタレと絡めるだけで回鍋肉の完成です。
甘辛のタレとご飯がよく合い、野菜も摂れるため、なにかと偏りやすい一人暮らしの方におすすめの一品です。
好みで野菜の種類や量を調整でき、オリジナル性も出しやすいのもおすすめする点の一つです。
挑戦してみよう
市販のタレをまずはおすすめしましたが、市販の調味料を合わせて、オリジナルの回鍋肉を作ることもできます。
アレンジの幅がとても広く、個人の好みを追及しやすいので、市販のタレをあらかた試した方にぜひ進んでほしいステージです。
チキンステーキ(鶏の照り焼き)
主な材料
鶏肉(もも、むね)
主な調味料
照りやきのタレ、(醤油、みりん、砂糖、酒)
ポイント解説
お肉の中でも安価な鶏肉の料理をいくつか覚えておくと、自炊を安く行えるので、おさえておきたい一品の一つです。
こちらも市販のタレが広く販売されているので挑戦しやすい部類です。
挑戦してみよう
市販のタレをまずはおすすめしましたが、市販の調味料を合わせて、オリジナルのチキンステーキを作ることもできます。
とくに、”照り”焼きなので、食欲をそそるような照りを出せるよう挑戦してみてください。
まとめ
今回ご紹介したものは、とりあえずの手始めようのものです。それでいて、しっかりと料理のメインをはることのできる一品ばかりなので、ぜひマスターしていってください。
紹介したように、市販のタレを使えば難しい調理も、いろんな調味料をそろえる必要もなく、挑戦しやすいところも、おすすめポイントです。
どうしても一人暮らしをやっていると、手を抜きたい、楽したい、というときがあるので、簡単にできるものはいくつも覚えていたほうがのちのちの役に立ちます。簡単にできるものから、丁寧で複雑な工程が必要なものまで、広く料理にふれていってください。
自炊の理想は、食べたいものを自分好みで作っておいしく食べる、です。自炊をしていくなかで自分にあったものを見つけていってください。